2015Mnilla XC Camp


世界有数のフラットランドエリア「Manilla」へのXCツアーいよいよスタートです!XC自己記録更新を目指し、15名の方が参加していただきました。今回は、宮田、浜名湖PGS青木翼さん、白馬八方尾根PGS前堀善斗さんの3名でサポートです!ちょうどツアー中には「ManillaXCCamp」というイベントが開催されていて世界中からパイロットが集まってきています。上手なパイロットとチームを組めば、XCフライトの可能性はグッと高まります。目標はでっかく200km!!

宮田にとって「Manilla」はとっても思い出深いエリア。1999年に初めて訪れて、XCエリアとしてのポテンシャルの高さだけでなく、開拓時代をそのまま残した素朴な町の雰囲気、そしてオーストラリアらしい大自然・・・。すぐにその魅力に取りつかれてしまいました。以来、2003年まで毎年ツアーと大会で訪れることになります。そして、12年ぶりに訪れるチャンスが巡ってきたのです。

町の様子は全くといって言いほど、何も変わってません!!しかし、変わっていたのはエリア管理者のGodfrey氏の自宅とクラブハウス。12年前にホームステイしていた頃の様子は一変し、ガラス張りの大きなクラブハウスとプール付きの家に!クラブハウス前には大きな飛行場と格納庫の中に飛行機とセールプレーンが!!これは、きっと宝くじが当たったのでしょう。

さて、ツアー前半は気圧の谷の影響もあり、大気は不安定。風が強い日やサンダーストームのせいで中々思い切ってXCに出ていくことができませんでした。ところが中盤から高気圧圏となり、コンディションは一気に好転!2月4日の絵美ちゃん215kmを起爆剤に、2月5日には廣川さん216km、亀ちゃんも205km。吉野さん、さつきさんが153km。河井さん130km。星田さん120km。及川さん113km。中村さん112km。と100kmオーバーを連発!!そして2月6日は廣川さんが250km。山本さんも150kmを達成!おかげで、回収車は毎日800km近い距離を走り、宿に帰るのは日付が変わって午前2時!!パイロットはもちろんサポートもタフでなくては務まりません。


フライト最終日となった2月7日。3日間ガッツリ飛び続けたパイロットはさすがに疲れたのかクールダウン。余力のあるパイロットがラストチャンスにトライ!そして、関さんが見事125km!そして参加者全員が自己記録を更新することができたのです。

オーストラリアらしいタフなコンディションが続いたXCツアーでしたが、参加していただいた皆さん満足いただけたようです。日本への帰路に立った2月8日はのんびりシドニー観光。夕方は美しいシドニーの夜景を楽しみながら打ち上げパーティ!ハードだったツアーの余韻に浸りながら、盛り上がりました。

大成功に終わったツアーですが、もちろん来年もやりますよー!皆さんの挑戦お待ちしています。ありがとうございました。

目指せ300km!!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2015年02月10日 | Permalink

NOVA Mentor Flight Test in AirParkCoo

待望のNOVA EN-B「Mentor4」が日本上陸です。EN-B初となるFAI300kmトライアングルを達成し、ヨーロッパXCシーンを圧倒した「Mentor3」の後継機が、更なる進化を遂げました。

冬らしいコンディションの中、筑波エリア「AirparkCoo」でのセッション。今回はSサイズを装備重量90㎏でテストを行いました。さて、その実力はいかに!?

グライダーを広げると、ウイングチップにライムグリーンの配色。往年のNOVA名機に使われたカラーリングがNOVAファンを喜ばせます。

「AirScoop」 インテークによりプロファイルは補強され、「SmartSell」によるセル幅が最適化されていることが見て取れます。そして、ライン構成はさらにシンプルに!センター部は何とミドルラインがありません。

ライズアップは非常に軽く仕上げられています。ところが、頭上安定の際に感じられる、しっかりしたブレークプレッシャーのおかげでしっかりしたホールド感があります。ライズアップ中の気流の変化に対しても、強いグライダーの自立安定を感じることができ、テイクオフする最終判断を容易にさせてくれるでしょう。

最初のロールインでの旋回のイメージは、まさに「Mentor」。アスペクト比5.43とコンパクトに抑えられたことにより、旋回の初動はスムーズに導入できます。旋回中のバンクコントロールはパイロットの要求通り。深いブレーク操作に対しても寛容に反応してくれます。この辺りはやはりEN-Bクラスですね。

驚いたのはその滑空比!!特にアクセルを使用した高速トランジットでは、EN-D機に匹敵するパフォーマンスを見せます。あっという間に筑波山上空へ。やはり、ラインの最適化により、有害抵抗が大きく軽減していることを感じました。

IONからの乗り換えはもちろんですが、MentorファンならMentor3からのお代わりもあり!?EN-Bクラス内での大きな進化を感じます。EN-Dクラスに乗っているパイロットをも唸らせるパフォーマンスを是非感じてみてください。



投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2015年01月30日 | Permalink

伊豆ステップアップコース②テイクオフ動画

大変おそくなりました。伊豆ステップアップコース②のテイクオフ動画やっとアップしました。
参加者の皆さんの珍プレー、好プレーですが、自分のテイクオフを解析し、次回に生かしましょう。

1月10日丹那エリア編(テイクオフ傾斜が緩やかなトリックに騙されないようにうまく加重が必要!)



1月12日三筋山エリア編(サーマルトップ2500mに達したスーパーコンディションでした)



次回は2月14,15日ランディング編です。お楽しみに―!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2015年01月26日 | Permalink

SOYO Yaykar3

Soyoブランドのスポーツハーネス「ヤイカル3」は発売後、ユーザーの皆様に好評いただいています!

グライダーに伝わる空気の流れを正確にパイロットへフィードバックする柔軟性、またパイロットがイメージする動きにダイナミックに追従する運動性、そして空気抵抗軽減を意識したシャープなエアロフォルムを持つスポーツハーネスがヤイカル3です。




パイロットの要求する微妙なフィッティングを可能にし、あらゆるポジションニングでハーネスと体の遊びをなくしました。やや浅めのシッティングポジションにより、旋回導入に必要な下半身ウェイトシフトが伝わりやすくしました。

また、Yaykar(変身)とその名の通り、ポッドは着脱可能となっています。取り外しはより簡単になり、内蔵されているフットレストバーはそのままお使いいただけます。夏場はもちろん涼しく、そして2機目のハーネスとしてお使いの方には、始めフットレストバータイプでのお使いをお勧めします。

価格は¥110.000(税抜き)とお求めやすくなっています!販売店へお問い合わせください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2015年01月22日 | Permalink

Gingliders EN-D GTO2 & GenieRace3

GinGliders の新しいEN-D 「GTO2」がリリースされました。

もちろんターゲットはアドベンチャーレースRedBull X-alps2015!速く遠くへ飛ぶためのアイテムとして開発されました。また、アスペクトレシオ6.99のプランフォームは、2015年以降のFAIカテゴリー1の大会への出場規定に準じたもので、競技会でも十分なパフォーマンスを発揮するでしょう。

GTO2に使用された素材は実績のあるポルシェスポーツ製のもので、長期間の使用にも耐えうるコンビネーションにもかかわらずSサイズ4,1kgの機体重量です。また、オプションで超軽量ライザーを装備することも可能でさらに軽さを求められます。

GTO2は超容易なグランドハンドリング、最良の上昇率、アクセルを踏んだ時の高速安定性が特徴で、ハイク&フライでの長距離クロスカントリー飛行から競技会での飛行まで、気軽にハイパフォーマンスを求めるパイロットに最適の翼です。



GTO2を軽量ハーネスと組み合わせ小型のリュックサックに詰め込み、自由度の高いフライトをお楽しみください。




投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2015年01月22日 | Permalink