スカイエンジェル

千葉県房総半島南端に位置する白浜エリアを訪問させていただきました。スカイエンジェルさんは北風よりであれば、鴨川エリア。南風であれば白浜エリアをつかいますが、夏場は南風が多いためにこの白浜エリアがメインとなります。

安定した海風の中でリッジソアリングができるエリアです。高度差は200mほどですが、良い風が吹くと一日中ソアリングが楽しめます。スクール生でも簡単にリッジソアリングが可能なため、空中でのグライダーコントロールを学ぶには最高です。何度でも課題が練習できます。そして広い砂浜がランディングになっていて、プレシャーはありません。遠くには伊豆大島を望みながらのんびりフライトできるため、山飛びしかやったことの無いパイロットにも新鮮で楽しめます。
今日も安定した海風に恵まれ、のんびりフライトすることができました。
イントラの中田さんにはRookieとハミングバードのテストをしていただきました。ハミングバードはシンプルなとして好評をいただきました。(お値段もお求め安くなっております)

これから夏本番になると皆さん海水パンツ持参で、ランディング後は海にドボン!だそうですが、いいですね!館山自動車道も全線開通し、東京からのアクセスもあっという間になりました。今度は、スクール生のリッジソアリングツアーとしてオジャマさせてください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年07月05日 | Permalink

MAPS遠野エリア

岩手県南に位置するMAPSさんを訪問させていただきました。室根山は宮城、岩手の県境に位置していて、約900mの単独峰です。山頂は観光地になっていて、展望台には滝ヶ平さんがオーナーのカレーショップ「どんぴしゃ」があります。風待ちものんびりとコーヒーを飲みながらで環境は最高です。
さて今日は湿った海からの東風のため、山頂はガスかかってしまいました。梅雨時期はやはりこの「やませ」が多いようですが、そんなときは内陸にある遠野エリアに移動することとなりました。室根エリアからは約1時間でテイクオフに着きます。遠野は民話の里として有名なところです。
テイクオフは3箇所あって東風では広大な牧場の高清水エリアからフライトとなりました。安比チャレンジカップに参戦したCooの三澤さん、山崎さん。KPSから小川さん、石原さんもビジターフライトさせていただきました。曇り空ですが、安定した東風でリッジソアリングをすることができました。


Mapsスクール生のアイドル「みーちゃん」(すみません、Cooのおじさんチームでファンクラブができました)の焼きおにぎり最高に美味しかったです。特製味噌が塗り込んであり、四国生まれの宮田には初めての味でした。それよりもやはり、料理は「愛情」だとつくづく感じました。ミーちゃんはフライヤー皆さんのために作ってきてくれるそうで、その気遣いが最高の隠し味になっているのです!!(なんか料理解説をしてしまいました)
東北人の心温まるおもてなしに、Cooのおじさんチームは、またこの遠野に来ることを心に強く誓ったのでした。孝世さん、伊勢崎さん、みーちゃんありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年07月02日 | Permalink

安比チャレンジリーグ2日目

7月1日(日)
朝起きると晴れ。やったー!と思ったら予想外に北風が強く吹いています。周辺の風は弱く、どうやら安比だけが強いようです。絶好のコンディションに後押しされ、とりあえずテイクオフに集合しウェイティングとなりました。テイクオフはやや強めの北西風が吹いています。
ダミーパイロットの様子を見ても、ガンガン上がる一方、テイクオフ前はサイド風の巻き込みで荒れている様子が分かります。前森山を離れて、岩手山方向へ向かってもらうと、出ました!コンバージェンスライン!北西風と南東風がぶつかっていてガンガン上がっていきます。テイクオフできれば、絶好のコンディションが分かるのですが、ここはぐっと我慢のウェイティングが続きます。
12時をすぎ、風向きはやや北風に変わりタイミングがでてきました。さらに地元ダミーパイロットに飛んでいただき、様子を見ます。テイクオフ前も順調に上昇していきます。いよいよ出来そうかと思ったところで、北風の風速は急に強くなりダミーもステイできなくなってしまいました。その後ウェイティングは続きましたが、状況は変わらず今日のタスクはキャンセルとなりました。
結局初日の成績が総合成績となり、総合1位は井沢選手。C1クラス1位は中西選手。C2クラス1位は中村選手。C3クラス1位は山本選手。女子1位は平間選手でした。皆さんおめでとうございます。宮城の特一級米と山形の高級さくらんぼと商品も超豪華!

初日こそショートタスクでしたが、広大なロケーションに選手の皆さんには満足いただけたことでしょう。でもやっぱり、安比エリアのポテンシャルを引き出せるビックタスクをやりたい!!次期はやっぱりこの季節でしょう(大会後日は毎日2000mオーバーのビックデイが続いたそうです・・・)来年も皆さん是非、安比で集まりましょう!岩手山ゴールがあなたを待ってるぞ!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年07月01日 | Permalink

安比チャレンジリーグ

岩手県北部、奥羽山脈の最北端に位置する安比高原エリアで、昨年に引き続き2007年チェレンジリーグ第2戦が開催されました。西、東日本が梅雨本番となるこの時期、梅雨前線の北側となり好天が続く東北地方の安比高原では、2000mを超える穏やかなサーマルでのビックフライトが期待されます。運悪く、昨年は強烈な寒気を持った低気圧の接近により台風のような暴風雨となってしまいフライトすらできませんでしたが、昨年のリベンジ!と55人の選手が集結しました。
安比高原エリアはスキー場で有名な1300mの単独峰(前森山)にあります。西には八幡平高原が広がり、西風をブロックし、また局地風の盛岡盆地からの南風、東は八戸方向からの東風によりコンバージェンスラインが形成される。まさに風の交差点に位置しています。北よりの風でコンバージェンスラインが形成されると、約15km南にある岩手山まで簡単に飛んでいくことができます。岩手山麓まではサーマル源となる牧草地が続いており、またランディングも可能となっています。チャレジリーグ開催エリアの中で、10km以上のファイナルグライドがリスク無くできる唯一のエリアといえるでしょう。果たして今年こそビックタスク成立するのでしょうか!選手、スタッフ共に気合十分です。

6月30日(土)
今回も大会本部は、七時雨パラグライダースクールの立花校長がオーナーでもある安比七時雨山荘です。参加選手には格安宿泊を用意していただき、また関東から参加し早朝到着した選手のために、仮眠までできるイキな計らいで好評でした。
さて、初日の天気は、梅雨前線にかかる低気圧の通過により、岩手県は曇り予報で北風も強そう。しかし、予定どおり受付後は、安比高原スキー場へ集合。早朝まで降り続いた雨のため、雲底は低く山頂が見えまでしたが、周辺は晴れているとの情報のため、雲底が上がるまで、ゆっくりと開会式とブリーフィングをスキーセンターにて行いました。

正午以降、天気はやはり急激に回復し、青空が広がってきました。早速テイクオフへ移動となりました。テイクオフまではゴンドラで約15分!さすがスキー場、あっという間に移動完了。テイクオフレベルの雲底も次第にクリアーとなってきました。冬場広大な駐車場となるランディングにも、十分な日射がありサーマル活動も期待されます。タスクミッティはランディングからスキー場中腹のアンテナへ戻り、東へ流した牧場ゴールの7.1kmエラップスタイムを決定!一見簡単そうですが、周期的発生するランディングでのサーマルを引っ掛けないとゴールできません。一癖ある難しいタスクです。

ウインドオープンと共に選手は次々とテイクオフしていきます。最初のグループはサーマル発生周期が悪く、かなり厳しそう・・。そんな中、低いところから最初に上げ始めたのはスカイパーク宇都宮の谷田選手!弱いサーマルを見事に捕らえてアンテナへ流していきます。それを見たテイクオフ選手も俄然ヒートアップ!次々テイクオフし、かぶさるようにガーグルを形成していきます。
コンディションの好転に、このままみんなゴールか?と思いきや、湿っているためかサーマルはすぐに雲となり日射をさえぎってしまいました。上げきった選手が次々とゴールへファイナルグライドしていくのを見ながら、後半テイクオフの選手はさわやかにランディングへ・・・。運も実力です!良いタイミングで飛んだ11名の選手が見事ゴールメイク!最速は中村雅彦選手でなんと6分17秒でした。C3クラスも山本選手が唯一ゴールを決め、そして、一番がんばった谷田選手は勝負を焦り、痛恨の1kmショート・・。そんなドラマもありました。

夜のパーティは恒例のバーベキューパーティで盛り上がりました。明日の天気予報は北風弱く、晴れ予報!ついに岩手山ゴールか!?予想される絶好のコンディションに選手のモチベーションもバーベキュー火もガンガン燃えてパーティ会場は大盛況(煙で真っ白!?)。美味しいお酒に選手、スタッフ間の親睦も深まったようです。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年06月29日 | Permalink

七時雨パラグライダースクール

明日からの安比チャレンジリーグの準備で、七時雨パラグライダースクールです。生憎の雨ですが、全然OK!!なぜなら大会前日の天気が悪い場合、本番は好天に恵まれることが多いからです。(宮田経験から)心置きなく準備が出来ました。
校長の立花さんが経営する安比山荘に大会本部が設置されて、選手の皆さんは宿泊から受付、開会式まで、すべてが同じところで行えて楽チン。秋田大学のバイバイ君も手伝いに来てくれて助かりました。

明日から天気の好転を期待します。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年06月29日 | Permalink