2013 PWC SuperFinal Brazil day10

23日 Day10 Task9
いよいよ終盤戦、残り3日となりました。コンディションはこれから良くなっていくことが予報されています。

87㎞のトライアングルタスクが決定。スタートの混雑を回避するため、スタートポイントは平野部の6kmシリンダー。選手は360度どこで待っても良く、スタート前に選手は分散し待機します。そうは言っても、良い雲底に集まり、結局大混雑。とにかくレーススタートです。

今日の宮田はとにかくアタッカーに徹してみました。あえてトップ集団からコースを変えてショートカットを試みます。しかし、さすがトップ集団なかなかスタックしません。逆に間違った判断をしてしまい、レース中盤はセカンド集団に転落。焦らずチャンスを待ちます。

最も南下したターンポイントを取り、後は向かい風をゴールまで戻るのみ!いよいよトップ集団をキャッチすることに成功。さあ勝負はファイナルグライドです。

残り15㎞トップ集団は3つ分かれます。ヤッセン、ステファンを含む突っ込みタイプは真っ直ぐコース。横風を嫌ったルカドニーニたちはさらに風上に。宮田はその真ん中コースです。さあ最初に最後のサーマルをヒットさせたものが勝者です。どうなる!?

緊張したグライドが続く中、高度はどんどん下がっていきます。とにかく周りをよく見てサーマルのサインを探します。いました!2匹のウルグーが低いところで回しています。すかさず、一緒にいたフランスのジャンマルクが突っ込みます。宮田、ジュリアンも追従。+2m/sのサーマルをヒット!ファイナルグライドカリキュレーターが+100mを表示!

すかさずファイナルグライドに入ります。トップスピードで僅かに遅れた宮田でしたが4位でフィニッシュ!時には幸運も必要です。ラッキーでした。

両サイド別れたグループも低くゴールラインになだれ込んできます。ゴール手前は小さな丘になっており、多くのパイロットは越えられず無念のランディング。そんな中、ギリギリの高度で丘を越えゴールする選手もいました。絶好調男の浜名湖PGS廣川選手です。素晴らしいアタックで今日も決めました。



宮田は総合7位まで上がってきました。残り2日。いよいよ表彰台は射程圏内です。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年01月24日 | Permalink