今年も冬季恒例となった伊豆ステップアップコースが始まります。日本列島は冬型の気圧配置が強まり、全国的にフライトは厳しいはずですが、ここ伊豆三筋エリアは絶好のコンディションとなります。



今年も伊豆フライトハウスとクラブ員の皆さんの全面サポートの元、スタートです！



第１回目は「テイクオフを極める編」。テイクオフの方法は、風の強さだけでなくテイクオフ斜面の傾斜角によっても大きく異なります。今回も皆さん最も苦手とされる、「強風」「傾斜大」を意識したトレーニングとなりました。




22日初日は生憎の雨。じっくり事前レクチャーと振り向き養成マシーンによりシュミレーションを行うことができました。




23日2日目は曇ベース。北風の午前中は大嶺練習場で、午後は南風に変わり山頂から実践フライト！専属カメラマン「ハルちゃん」の素晴らしいビデオ撮影をフライト後は解析、フィードバックを行いました。
自分のテイクオフを客観的に見ることで、失敗箇所が見えてきます。



最終日24日は眩しいほどの快晴の朝！午前中は西風ためメインLDでライズアップチェック。しかし、お昼前から予報通り、冷たい北東風が入り込みビックコンバージェンスに！




北風に変わり、風量もアップ！大嶺練習場はベストコンディションとなりましたが、雪が舞っています。雪中トレーニングもオツなものです。あっという間に前線は通過していき、午後は駐車場から実践フライト開始！



受講の甲斐あり、皆さん虎の巻を意識したテイクオフを実践していただき、バッチリでした。普段テイクオフも常にこのやり方でやってみましょう。



2本目は風がなくなり、フロントテイクオフで締め！今回も様々な風向き、テイクオフポイントを利用でき有意義なセミナーとなりました。



第２回「リッジソアリングを極める」は1月１２、１３、１４日です。宮田PWCスーパーファイナル出場のため12日のみの講義となります。しかし、後半１３、１４日はスペシャル講師のOGIこと扇澤にバトンタッチしセミナーは行いますよ。今年もリッジソアリング矯正マシーンが出動予定です。

お楽しみに！

冬の北風が吹き始めた関西で、恒例となっているUP紀ノ川主催のバリバリ試乗会に参加です。

しかし、今年の12月は強い寒気に翻弄されてしまったようです。せっかく設営したテントも吹き飛んでしまいました・・・。


残念ながらの悪天候で、フライトはできませんでしたが、来ていただいたお客様、ありがとうございました。

岡山県大佐ネイチャークラブを訪問です。

絶好のコンディションに、平日でしたが多くのパイロットが来校していただきました。



GIN軽量ポッドジェニーライトに初乗り！調節はバッチリですね。

雪上校長にはNOVA初級機「SuSi」をテストしていただきました。

お昼にはみんなで、ラーメン大和でランチ。定番のラーメンランチはボリューム満点です。美味しかったです。
シンちゃんごちそう様でした。

師走に入り、最初の訪問先はJMB四国です。
宮田の地元、愛媛県松山市に近い双海エリアへGO！上空に入り込んだ強い寒気により、四国でも雪かも・・・。

午前中勝負でタンデム体験のお手伝いです。曇りの穏やかなコンディションの中、瀬戸内海を見ながら700mをのんびりフライダウン。

今日体験の2人は松山市内の親子。何とお母さんは2回目！今度は一人で飛んでみてください。

温かい海水から吹き上げる海風が、まるでサーマルのような上昇風を作り出し、後から飛んだパイロットはランディング上空でソアリングを楽しんでいました。面白いですね。

2012年JPAナショナルリーグ最終戦となる「四国三郎JapanCup2012」が徳島県三頭山エリアで開催されました。主催コスモスです。

初日は低気圧の影響で雨。2日目は低く広がった雲のため、ソアラブルなコンディションとはならずキャンセル。

3日目、最終日は移動性高気圧に覆われ、秋晴れの絶好の天気となりました。
早朝に降った雨の影響で、谷底にたまった湿度のある空気は強力な逆転層となり、なかなかブレークしません。ダミーの上りも渋く、テイクオフレベルからなかなか上がりません。

タスクコミティはこのエリアとしてはミニマムタスクとなる52.6kmのエラップスレースを設定。コンディションがピークとなる前にウィンドウオープンとなり、渋い中選手は次々とテイクオフ。

12:30のデパーチャーオープン時間にはほとんどの選手がファーストパイロンの紅葉温泉に向かって一斉にスタート。

前半に集団を抜け出た、宮田、竹尾、稲見の3選手を1サーマル遅れセカンド集団が追走する形でレースは進みます。

トップ3名の抜きつ抜かれつのレースは、さらに加速。リーグ最終タスクに相応しいスピードレースが展開されました。終盤に向かうにつれ、コンディションは風下側の西斜面しかサーマルは働かなくなり、サバイバルレースの展開。

低く勝負に出た、稲見選手は最終パイロンで無念のランディング。年間チャンピオンの逃します。

そして、最終レグまで勝負はもつれました。真っ直ぐ三頭山に戻った竹尾選手。低い高度の東風を避けるため、高く山回りでテイクオフへ周りこんだ宮田。さあ最後の勝負！

最終パイロンを先に取ったのは、テイクオフ前にギリギリ回り込んだ宮田。低く真っ直ぐ突っ込んだ竹尾選手は、強い風に阻まれています。

勝利を確信した宮田でしたが、ギリギリの高度で下から最終パイロンをゲットした竹尾選手は、すかさずフルスピードでファイナルグライドに入っていたのです。

宮田もすかさずフルスピードで追いかけますが、竹尾選手は低い高度の強い東風バレーウインドに乗って対地スピードは70km/hを超えています。

その差は縮まらず、ファーストゴールは竹尾選手。宮田は10秒遅れの2位に甘んじました・・・。低く突っ込んだ竹尾選手の気迫に軍配が上がったのでした。参りました。

15:00を過ぎるとサーマルコンディションは終了。ゴール者は2名のみとなってしまいました。女子優勝は水沼選手。総合でも6位入賞です。


2012年年間リーグランキングも決定。優勝は広島の高杉選手。女子は水沼選手が貫録の1位。おめでとうございました。

2012年リーグ戦もこれで無事終了となりました。選手の皆様、大会スタッフの皆様お疲れ様でした。ありがとうございます。

2013年もJPAリーグ戦盛り上げていきましょう！