イクス YSC
今年度最後の営業は、静岡県丹那エリアのイクスさんと横浜スカイスポーツさんです。
弱い冬型気圧配置は、ここ丹那エリアに南北にコンバージェンスラインが形成され絶好のコンディションとなるのです。西向きのテイクオフには、適度なサーマルブローが入り午前中からGood!まずはイクス島野校長にNOVAの新しい1-2メンターを試乗していただきました。軽いライズアップとハンドリングに好評をいただきました。レベル試乗はブラジルの茂木さん!軽快なハンドリングにガンガンのウイングオーバー!さすがラテンのノリですね!そして、さくっとトップランディングを決めていました。レベルは乗りやすいでしょう。
宮田には素晴らしいコンディションかと思われましたが、横浜スカイスポーツの中村校長によると今年の丹那はいつもと違うらしい・・。通年の冬であればコンバージェンスラインはクラウドストリートを伴い、もっとハッキリと形成され、サーマルトップも2000mオーバーも当たり前なのだか。しかし、今年はサーマルの質もまとまらず、少々荒れているとのこと。これは伊豆半島の東側にある相模湾の海水温が高いことに起因しているそうです。
西側の駿河湾は暖かい西風、温度の低い駿河湾東風、この二つの気流が伊豆半島中央にある丹那エリア上空でコンバージェンスとなるのだけど、気温の異なる2つの気流は混ざり合わずに暖かい西風をさらに押し上げる現象が起こるのです。つまり冷たい東風が高い山脈と同じ効果となり、コンバージェンス中のサーマルトップはさらに高くなるという理屈なのです。うーん勉強になります。
やはり地球規模で気象は急変してきているのですね。地球温暖化もフライトコンディションが良い方に変わってくれれば良いのですが・・。
来年は良い年となりますように。皆様、今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。それでは良いお年をお迎えください。