タスクキャンセル
低気圧の接近により、早朝にはザッと雨が降りましたが、集合時間の9時には薄日も差してきました。これはできぞ!気合を入れて出発です。行きにスーパーマーケットで携帯電話のSIMカードをゲット!パスポートのチェックが厳しく、外国人が訪問先の国で携帯電話を買うのが年々難しくなっているように感じます。日本のように携帯電話本体ごと買わなくても、SIMカードだけを買えば、フランスで買った携帯電話ならメーカーを問わず使うことができます。一番安いもので15ユーロ。
さて、今年からPWCではSMS(ショートメッセージ)を使ったレポートバックのシステムが採用されました。ランディングすると安全と位置をSMSで大会本部に知らせるシステムです。自動的にコンピュータが集計して、誰が行方不明かがリアルタイムに分かります。さすがのヨーロッパも大会運営を安全にかつスムーズに行うために新しくルールを決めなくてはならなくなってきているのです。日本から持ってきた携帯電話は何故だかSMSが送れませんでした。日本からPWCへ参戦する方は海外でSMSが使えるかどうか確認する必要がありますね。
さて、バスが出発するプランフェLDには誰も来ていません・・・。いやな予感がしたら、やはり競技はキャンセルとの発表がされていました。低気圧の通過により、上空の風は強く夕方にはサンダーストームとのこと・・・。残念ですがしょうがありません。
しかし、午後になっても雨が降る気配はなく、逆に快晴に!確かに上空の風は強そうでしたが、フリーフライトはできそうです。宮田はアクセルの調節を確認したくて飛びましたが、サーマルトップは1800mまで上がり、昨日のタスクぐらいはできそう!2時間ほど飛ぶことができよい調節ができました。
いつも思うのですが、公式練習日とタスクキャンセルが決まった後は、「何故だかコンディションが良くなる!」パラグライダー競技の最大の謎ですね。
明日から回復傾向です。調子は絶好調!