BoomerangGTOデビュー!

GinGliders待望のNEWクラス2-3が日本上陸です。その名も「BoomerangGTO」。GTOとは“Gran Turismo Omologato”の頭文字を取ったもので、GTOは公道で走行可能なレーシングカーという意味です。つまり一般パイロットのための乗りやすいBoomerangといった感じでしょうか。




最初にグライダー持った感じが「軽い!」このファーストインプレッションはグライダー自重だけでなく、ライズアップ、ハンドリングにも同様のことが言えます。ハイアスペクトグライダーであってもこれだけテイクオフが楽なグライダーはかつてなかったと感じるほどです。
旋回特性は、切れすぎず適度なバンクを保ちながら滑らかに上昇していきます。上昇風にグライダー自身が自然と加速しながら入ろうとする特性は、兄貴分となるBoomerang7に似たものがあります。サーマルをサーチするグライダー!サーマルコアを掴むことがより簡単に感じました。



アクセレーション時のパフォーマンスも素晴らしいものがあります。特に荒れた向かい風において、オートマチックなピッチ安定で、ぐいぐいと前に出ていく特性は、Ginが「Bestプロファイル」と称賛するBoomerang 7の翼形からフィードバックされたものです。




シンプルな3列ライン構成によるライザーですが、翼は美しく仕上がっていて、見上げるとため息が出ます。特にリーディングエッジはまるで飛行機の翼のように美しく仕上がっています。
一斉を風靡したTritonに対し、今年のシリアルクラスはBoomerangGTO旋風が吹き荒れることは間違いないでしょう。今週末CooSpringCupでいよいよデビュー戦となります。お楽しみに!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年03月31日 | Permalink