PWC八方 プロローグ

いよいよPWC八方が開幕しました。日本でのワールドカップは2007年の筑波以来です。5月22日は公式練習日と選手受付となりました。大会前日が最高のコンディションとなるのは世界7不思議です。今回も例外なくスーパーコンディションとなりました。午前中高層雲が張り出していましたが、午後になり徐々にクリアーとなりサーマルコンデションは劇的に好転!サーマルトップは3000mに達したのです。

選手はエリア内を縦横無尽に飛び回ることができました。北アルプスの稜線上はすごい迫力でヨーロッパアルプスにも引けを取りません。海外選手も大満足!

夕方には開会式と、盛大なウェルカムパーティが開かれました。前堀航輝君率いる地元の若者チームが八方太鼓を披露してくれました。重低音の太鼓音は心震わせてくれました。



よーしやるぞー!
明日から天気は下り坂ですが、最後まで集中力を維持して表彰台を狙います。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月23日 | Permalink

烏山スカイトライアル

栃木県烏山エリアのスカイトライアルさんを訪問です。
今回は、WoopyFlyのデモフライトさせていただきました。WoopyFlyのFreeFlightによる国内初フライトとなります。
サーマルコンディションの安定しない風のため、慎重に風を選びます。午後、安定してきた南風でテイクオフ!ヤッパリ簡単でした。操縦は極めてハンググライダーに似ていますが、旋回の初動はスピードを緩め、コントロールバーを捻る操作をするところが違うぐらいです。
テイクオフはシビアなコントロールが必要なハンググライダーとは違い、機速がつけば勝手に頭上に上がってきて、本当に簡単です。



フレアー操作も問題なく行え、ランディングも簡単でした。
推力付のWoopyFlyもご期待ください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月17日 | Permalink

安比試乗会

5月の恒例行事ともなった北東北合同試乗会を、七時雨PGSのご協力のもと、岩手県安比高原スキー場で開催しました。

安比スキー場は前森山山頂から、北西~南西風まで幅広く対応しています。15,16日は安比を中心に北東、南方向にビックコンバージェンスによる雲底2000mのクラウドストリートが形成され素晴らしいコンディションとなりました。



単独峰である前森山から離れ、風のぶつかりを利用し上昇、グライディングを楽しむ。「気流を読む」難しさ、面白さが安比高原にはあります。


地元ベテランパイロットのグッチこと沢口さんは、念願の七時雨エリアまで20kmのXCフライトを成功されました。おめでとうござました。

試乗会も大盛況に終えることができました。ありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月16日 | Permalink

スカイパーク宇都宮

宇都宮スカイパークへ訪問させていただきました。
今日のミッションは地元栃木テレビの撮影のお手伝いです。取材は地元栃木から世界へ挑戦するパイロットの紹介です。題して「世界を目指すチームとちおとめ!」
メンバーは水沼選手をリーダーに呑村選手、浅沼選手の3名です。宮田は強化コーチ!?役で登場です。

いよいよ5月22日から始まるPWC八方尾根に向けてトレーニング風景の撮影開始!
この日は上空に寒気が入り込み、朝から強いサーマルコンディションとなりました。荒れたサーマルの中、テイクオフ前でかっこよくガグリングで決めました!




地上ではみなさん慣れないインタビューで意気込みを語りました。



栃木のみなさん、放送は5月20日(木)PM6:00とPM9:00のニュースでオンエアーです。
応援よろしくお願いします!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月13日 | Permalink

WoopyFly展示会

待望の「WoopyFly」が日本上陸です。滋賀県びわ湖そばに位置するMKクラフトさんの協力で展示会を開催させていただきました。今回の展示会のために、スイスから3名の開発チームも来日です。

デザイナーのカルべルマッテン氏は、パラグライダー創成期の伝説のメーカー「エルドカ」のデザイナーでもあります。当時からとんでもないアイデアを翼に盛り込む天才デザイナーなのです!それはこのWoopyの姿を見ていただければ分かりますよね!常に奇天烈なことを考えているようで、思いついたらすぐにノートにメモをしていました。

「WoopyFly」はスキーの板を履いて飛ぶ「WoopyJump」に比べ、翼面積を大きくしてフ
ットランチで飛ぶことが可能です。シンプルな構造と操作が大きな特徴です。

カルべルマッテン氏自らセットアップ方法を実演していただきました。

まず袋から出して

スパー(アルミパイプ)を差し込み

コントロールバーを取り付けます。

ファスナーを占めて、電動ファンをON!

3分で膨らみ翼は形成され、完成!


グランドハンドリングは簡単!ハングのようなシビアなアングル調節は必要ありません。ベースバーを人力車のように引っ張っていくだけで、翼は頭上で安定します。


スカイトライの皆さんもご来場いただきました。皆さんありがとうございました。
推力付タイプもご期待ください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月08日 | Permalink