連日、3000mの素晴らしいコンディションが聞こえてくるシーズンとなっていますが、今週末は長野県八方尾根パラグライダースクールで試乗会です。

前線通過後の西風が心配されましたが、それほど強くならず、週末の2日間は素晴らしいコンディションとなりました。

東斜面の白馬エリアでは、8時には主稜線から延びる支尾根にサーマル雲が現れます。9時にはすでにサーマルトップは2000mに達し、ランディングで降りれないほどサーマルは活発化します。

そして午後になると、気圧の低い松本盆地に向け、日本海側から北風が侵入してくるのです。対流の活発な春のコンディションでは、北風のパワーも強く、ランディングでは十分注意しなくてはなりませんが、この北風が入り込む直前に、白馬エリアのサーマルトップは3000mまで達しました。

谷中央の平野部に、積雲が形成され、対岸のハイランドスキー場も簡単に往復することができたのです。こんなスーパーコンディションでION2が大人気！ヨーロッパアルプスにおいて200kmを超えるフライトを達成したパフォーマンスは、山岳エリアの白馬にはピッタリなのかもしれません。見た目の低いアスペクト比から想像もつかないパフォーマンスにびっくりです。

ウサギ平テイクオフはさらに整備が進み、新たに土を入れ段差がなくなり、とっても出やすくなっています。スタッフの皆さんの努力で、安全も確保されていますね！

長野営業3連発となる最終週は、いよいよ2012栂池ジャパンカップです。宮田は競技委員長で参加します。白馬スーパーコンディションで良いタスクが成立することを祈ります。お楽しみに！

長野県青木村のパラパーク青木を訪問です。この季節、サーマルトップが3000mを超えるが珍しくないという、ビックエリアですが、地元ベテランパイロットは、20㎞離れた美ヶ原を目指してXCフライトすることがステータスとなっています。
春のベストコンディションを狙って多くのパイロットで賑わいました。

AEROTACTパフォーマンスコースの皆様も集合！春先つくばで予定していたXCプロジェクトが、悪天候でことごとく不成立だったので、この青木でグループクルージングに集まっていただきました。


19日（土）はエリア周辺でクラウドベース2700m！ナショナルリーグトップランカーの藤川さん、正木さんに続き地元さつきさん、増子さんも美ヶ原へトランジット開始！そのまま霧ヶ峰を越え白樺湖までのXCフライトを達成。おめでとうございます。正木さんは白樺湖上空で3000mに達したそうです。


宮田チームはエリア内を周回後、サブLDとなっている牧草地へ野外ランディング。良い練習となりました。遠くに北アルプスを望み最高のフライトとなったのではないでしょうか。

内陸の乾いたコンディションは梅雨入り前まで素晴らしいコンディションとなりそうです。

上空の寒気はやっと抜けたと思ったら、地表気温は最高27度！春を通り越し、夏のような暑さがやってきたエアパークCooです。


この日はさすがのサンダーも暑さでへばっていました。いないと思ったら、水田への用水路にピッタリはまって行水！！決して用水路にはまって動けなくなってしまったわけではありません・・・。


そのままガブガブと水を飲む姿は笑えました。
これからの季節は脱水症状と熱中症に注意ですね。

ゴールデンウィークから続いた、上空に入り込んだ強い寒気でしたが、今日が最終日！！5月6日につくば市で猛威を奮った竜巻騒ぎもひと段落しそうです。

寒気最終日となった今日も、不気味な空模様でしたね。朝は快晴なのですが、サーマルの活動とともに積雲があっという間に積乱雲へ変化していきます。

エアパークCOOのある筑波山周辺は西から北へ変わり、最後は東風へ。強烈なコンバージェンスラインを形成し、あっという間に通過していきました。

通過後はラッキーにも穏やかにフライトできましたが、自然の驚異を感じた一週間でした。

明日からは上空の寒気も抜け、ちょうど良いサーマルコンディションとなりそうです。
久しぶりの週末が素晴らしいコンディションとなりそうですが、皆さん安全にフライトしましょう。

仙台市泉ヶ岳PGSに訪問です。

前線通過し、ゴールデンウェーク最終日は東風の良いコンディションとなりました。

宮田は、講習バーンをお手伝い。三沢基地のUSA空軍から来たRonaldさんの担当です。通称「ロン」はアリゾナ州、フェニックスが出身。一年で360日は晴れているという故郷フェニックスを飛ぶのが夢だそうです。がんばってます！

今日は偶然「ケント」に遭遇！中学1年生となり、今日は担任の先生を飛ばすべく体験サポートに来ていました。父親の遺志を継ぎ、将来はパラグライダーの仕事をするとのこと。嬉しくて涙が出ました。

がんばれケント！