Boomerang9 絶好調!!
GinGliders EN-D「Boomerangt9」が世界中の競技会で旋風を起こしています!
2013PWC第2戦となるブラジルBaixoではBoomerang9に乗る、スイスMichelSeegelが優勝、AdrianHachenが準優勝を飾りました。
そして、浜名湖PGSの青木翼選手が8位入賞!おめでとうございます!
何と、Boomerang9がトップ10に7機入る結果となりました。
国内では、JPAナショナルリーグ第3戦CooSpringCupでTAKの只野正一郎選手が優勝!
2013年はBoomerang9から目が離せられません。
CooExコース「XC実戦編」
週末のXCプロジェクトは、悪天候のため空振り・・・。天気の移り変わりは早いもので、月曜にはいきなりXCビックデイがやってきてしまいました。
いきなりの開催発表でしたが、平日にもかかわらず9名の方が集合!気象ブリーフィングと作戦会議をした後、早速テイクオフへGO!
テイクオフでは既に良好な積雲が形成され、上空の風も弱そう!絶好のコンディションとなりました。
宮田は空中監視をしながら、最終組を牽引します。中間地点の燕山上空には、しっかりした積雲が停滞し、もれなく1400mの雲底まで連れて行ってくれます。上げきったパイロットから随時トランジット開始!
途中、国道50号上空で次のサーマルにヒット!平沢ゴール上空では1000mも余った方がほとんど!ラクラクゴールとなりました。
9名の受講者中8名がゴール!という素晴らしい結果となりましたが驚くのはその平均年齢!?なんと60歳を軽く凌駕しているではありませんか!!おじさんパワーは凄い!
そして、ビックデイとなった今日、フリーでXCフライトに出たパイロットは福島県白河市までの100kmオーバーを達成しました!今年初の快挙ですね。
EXコースの皆様も同じくらいの快挙でした。おめでとうございました。
平日のゲリラXCセミナーは、天候を見て事前にアナウンスいたします。「今日のCoo」をお見逃しなく!
栂池スキー場 トーイングTEST
2013PNL第2戦 CooXCカップ
2013年PNL第2戦となるCooXCカップが茨城県エアパークCooにて開催されました。
通常、この季節は関東平野に南風が吹き、北上するタスクが一般的ですが、前線通過後の初日23日は、北西ベースのコンディション。栃木県は終日北風予報に、八郷一周タスクが組まれました。
距離は50kmと大きなものではありませんが、局地風をうまく利用して初めて可能なタスクは、難易度が高く、高い技術だけでなく、気象の読みが必要とされます。過去、2003年にこのタスクが組まれましたが、コンプリートした選手はいません。果たしてゴールは出るのか!?
PCLは初戦ということもあり、エリア内を回る25kmのオーソドックスタスクとなりました。
朝から筑波山系には良好な積雲が形成され雲底は1500mほどはありそう。ウインドオープンとともに、選手は一斉にテイクオフしていきます。
雲底は1700mに達し、前半の燕山の往復は、あっという間にクリアー。加波山で上げきったトップ集団は、そのままフラワーパークまで10kmのトランジットに入ります。
発達した積雲で、日射が少なくなっていましたが、宮田はそのまま次のパイロン不動峠へ突っ込みます。サーマル対流は弱まっていましたが、なんとかステイできます。次の日照を待っていましたが、予報よりも早く東寄りの海風が強く流入してきたのです。
地表の温度は下げられ、あっという間にコンディションは弱くなり、強い風に阻まれてしまい、選手は次々とランディング・・・。
しっかり上げ切り、このコンディションをしのいだ扇沢選手のみが、難所を突破して、難台山を目指します。海風はさらに強まり、厳しさを増しますが、さすがX-alpsパイロット!!Boomerang9のトップスピードを生かし、強風帯を突破!見事ゴールまで帰ってきたのです。
本部ではまさかのゴールに場内騒然!感動のゴールシーンでした。さすが見せてくれます。
チャレンジクラスはクラウドベースが高い、良いコンディションを使い切った選手が1時間を切るスピードで続々ゴール!こちらも素晴らしいフライトでした。
2日目は生憎の曇・・。ミニマムタスクが発表され、天気の好転を待ちますが、温度上昇が期待できない中、13時にキャンセル決定。残念・・・。少ない可能性に賭け、集中して準備していただいた、選手、スタッフに本当に感謝です。
PNLは堂々の扇沢選手が優勝!PCLは40分という最速タイムを叩き出した青木の郷丸選手が初優勝!おめでとうございました。
4月13,14日には続いてCooSpringCupが開催されます。今度はXCタスクで思いっきり飛びたいですね!お待ちしております。