2013 PWC SuperFinal Brazil day2

15日。昨日と同じく厚い雲に覆われた朝ですが、予定通りにテイクオフへ移動。いよいよ本番スタートです。そして、テイクオフに着くころには、やはり絶好のコンディションになってきました。如何やら朝は湿った空気が溜まって、曇るようです。

チームメイトのハッチのグライダーは依然届かず、装備すべてを借り物で準備してきました。しかし、タスクも決まり、最後のブリーフィングで、奇跡の大逆転!テイクオフに荷物が届いたのです。慌ててすべてをセットアップ。ぎりぎり間に合ったのです。ドラマがありました。

さて、タスクは35㎞南下し、戻ってくるシンプルなタスク。ゴールはGVメインランディングです。宮田は最初にテイクオフでき、涼しい雲底で待ちます。しっかり雲底まで上げスタートしたものの、大集団は雲の西側でさらに上げていたようで、いきなり遅れてしまいます。


何とか追いつき、集団は抜きつ、抜かれつレースは進行します。勝負はやはりフィナルグライドまでもつれました。宮田は低いトップ集団後方でベストポジションを維持!ESS(タイム計測終了)ラインはテイクオフから5kmのシリンダーです。


低くなることを恐れず、突っ込んだパイロットは、ESSラインをギリギリカットし、弱いサーマルをヒット!初日から大きなリスクを取れなかった宮田は、途中で迷走し、4分遅れでゴール。899点とまずまずのスタートとなりました。


トップゴールから5分間で50人がゴールする大接戦を制したのはフランスの若手Hamard。毎年、すごい選手が生まれるフランスは凄い。

10日間の長い戦いは始まったばかりです。ミスなく前半戦をこなします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年01月16日 | Permalink