2014PWC Super Final Turky Day2

今日も快晴の朝ですが、強烈な放射冷却によって気温は10度を下回っています。順調に日照が続けば、日中は軽く30度を超えるため体調管理が大変です。おかげで、宮田は白鷹でこじらせてしまった風邪が中々回復しません。

10:00の集合の後、大型バスと荷物トラックでテイクオフへ移動開始。たっぷり1時間はかかりますが、乗り心地の良いバスで熟睡です。

テイクオフに着くと、やっぱり強烈な逆転層が形成されているのが見えます。これはブレークするのに時間がかかりそうです。そして、上空には低気圧接近を示す、高層雲が・・・。さて、逆転層ブレークが先か!?強風が下りてくるのが先か!?いずれにしても、早く始めないとタスク成立のチャンスは少なくなります。

風下へジグザグに流す79kmのタスクが決定。あとはコンディションの好転に合わせた時間設定を待つのみとなりました。テイクオフは岩がゴロゴロ。トゲトゲ草が生えおり、まさに自然のまま!!そこで、マットが引いてある優先ゾーンが設置されました。

初日の優先権は、今年の成績順のようです。張り出してあるリストを見ると優先権1位にMIYATAの名前があるではありませんか!!やっと2013年SF勝者を認めたようです。名だたるトップパイロットの上に自分の名前が載っているのは、相撲の土俵番付表でいう横綱といったところでしょうか。うーん、これは気合が入ります。

ダミーも飛びますが、コンディションの好転は中々やってきません。しびれを切らした主催者は、13:40にウインドオープンを決定します。ところが、発表に合わせ突風はさらに増していきます。そして、パラグライダーの神様が「やめときなされ!」と言わんばかりに、現れたヘンテコ雲を発生!上空の強風具合を伝えています。万事休す。さすがのオーガナイザーもキャンセルを決定せざるを負えませんでした。

テイクオフでの緊張したウェイティングは終了。選手は飛べないもどかしさと、安堵感でほっとしながら下山です。明日からの好天に期待します。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年09月26日 | Permalink