UPパラグライダースクール SkyTECセーフティコース

UPパラグライダースクール主催のセーフティコース開催です。ボートトーイングサポートはMKクラフト。SkyTECは講師としてお手伝いです。

初日、梅雨らしい天候ですが、早朝なら1本飛べるかも?まずはボートトーイングになれるべく、琵琶湖へGO!雨は確実に西から迫ってきています。一人飛んだところで、やはり雨が・・・。エリアの確認。そして、ボートトーイングのテイクオフがどのようなものかは確認したところで、教室へもどりました。

さて、気持ちを入れ直しマニューバセオリーをしっかり講義です。セーフティコースの実技は、事前にしっかりしたイメージを作って臨むことが必須です。異常飛行とは?その回復方法、パラシュート開傘の決断まで皆さん真剣に受講していただきました。


午後からはシュミレーターで、ハーネス調整。異常飛行を想定したハーネス内での態勢維持など、かなり実践的な講習を行いました。参加者のみなさん、良い緊張感をもって事前の準備完了です。

2日目は終日絶好のトレーニング日和となりました。朝8時から実技スタート!湖畔は北風、上空は南風。この風向きの組み合わせはたっぷり高度を作り出すことができます。


受講生の皆さんは3本フライト。700m以上の高度で演技に集中することができました。村井校長も無難にスピンまで習得。スタッフ奥野さんはパラシュート開傘実技までデモしていただきました。全員が、予定通りのメニューをクリアーすることができ、実技終了では満足感と安堵感か、皆さん良い笑顔です。

フライト後は教室に帰って実技ビデオ解析。事前に作ったイメージと、自分の演技が思うようにできているのか、客観的に解析することができます。リラックスした雰囲気で質疑応答。良いフィードバックとなりました。



今回のセーフティコースたったの2日間。この短い時間に回復操作を習得することは難しいでしょう。しかし、異常飛行を体験できたことで、その前兆を感じ異常飛行に入らない操縦(感覚)に気づいていただければ大きな意義があったと思います。

UPパラグライダースクールでは、毎年の定例行事として開催していただけるとのことです。次回もご依頼お待ちしております。ありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2016年06月08日 | Permalink

琵琶湖 夕方の絶景

すっかり梅雨入りした近畿地方ですが、今日は午後から前線は南下。劇的に回復した天気で、体験の皆さんと琵琶湖の空を楽しみました。

スカッとクリアーな空気に覆われ、琵琶湖は全周がすっきり見渡せます。遠くは北に、伊吹山と鈴鹿山脈。南は京都方向の比叡山。湖畔の広大な干拓地は、麦と水田のコントラストがまるでパッチワークのようです。

琵琶湖に浮かぶ「沖島」。淡水湖で唯一人が住んでいる島だとのこと。確かに小学校が見えます。琵琶湖での漁師さんが住んでいるそうです。


沖島へ突き出す半島には、棹飛びで有名な伊崎寺があります。毎年8月1日に行われる棹飛びは、水面から数メートルの高さに突き出した棹の突端から琵琶湖へと飛び降りる雄壮な行事として引き継がれています。

いつか、余計な邪念を払いに、飛び込みに行きたいものです。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2016年06月05日 | Permalink