鵜山七曲オープン2019 大会レポート
今年で第2回目となる鵜山七曲オープンカップが開催です。会場は島田市葛籠の七曲スカイパークだけでなく、西風に対応した島田市身成の川根スカイパークも整備され、万全の体制で選手をお迎えです。直前に発生した秋雨前線がどう影響するか心配されましたが、みんなの念が通じ大会期間中は上手く南下してくれそうです。さあどうなるか?いよいよスタートです。
初日。
晴れては来るものの、前線通過後の西風が強まる予報。開会式終了後、風が強まる前にと、早めに川根スカイパークに移動します。仮タスクを用意しましたが、予報通り晴れ間と共に強まる傾向がある風に、安全に競技フライトが難しいと判断し競技中止が決定。安全なフリーフライトとランディングでの風船ターゲットとなりました。川根スカイパーク初となる大勢のパイロットが大空に舞う姿に、地元身成、抜里の方も喜んでいただけたようです。
夜は笹間交流センターで懇親会。風船ターゲットでの入賞者にはファルホーク様、エアかっしー様からのご協賛品が授与。協会の垣根を越えた選手間の交流に盛り上がりました。
明日は典型的な北西風ベースのリーサイドコンディション。朝から日照が続けば秋らしいナイスなコンディションとなりそうです。
2日目。
朝から快晴、絶好の予報に各クラス全員が楽しめるタスクを用意してテイクオフへGo。予報通りの北西風コンバージェンスな条件になりましたが、あまりに良すぎるスーパーコンディションに!地上からの対流、上空の本流が各高度、風向風速は激しく絡み合うタフなコンディションに…。世界戦国別3位入賞のナショナルチームメンバー廣川選手は2000mまで上昇。早めにテイクオフした猛者選手達も果敢にタスクにアタックしますが、さすがに風は強そうです。東に見えるコンバージェンスラインの接近を期待し、ぎりぎりまで待ちましたが、テイクオフの北西風はさらに勢いを増し、安全のため競技のキャンセルは無念の決定。
閉会式では、エントリー費入金順に賞品が配られました。早く入金いただけると主催者も大変助かります。選手も納得していただけたようです。このタスクを制したのは、募集開始直後、最初にエントリーし、そして最初に入金(ゴール)していただいた家崎選手。文句なしの1000点満点です。おめでとうございます!来年もゼッケン1番狙ってください!
閉会式が終わった15時からは、コンバージェンス風も落ち着き七曲でフリーフライトとなりました。夕方まで飛んでも1700mのスーパーコンディションは続き、残ってくれた選手は平和な七曲の空を楽しんでくれました。2000mも上がらんでも良いので、普通のコンディションでタスクやりたかったです…ちょっとフォースと忍法使い過ぎました。
これに懲りず、鵜山七曲の大会は続きます。スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。来年こそは素晴らしいタスクが成立できるように準備します。選手の皆様また川根町でお逢いしましょう。