E-pac取材

パラワールドのE-pac取材で静岡県富士川エリアを訪問です。
気になる騒音計測や、航続フライトテストなどをモーターパラのスペシャリスト佐川さんにテストしていただき、予想以上の完成度に好評をいただくことができました!
詳しいレポートは次号のパラワールドをご覧ください。

宮田もテストフライトをさせていただきました。安定した海風の中、防波堤ではリッジソアリングも楽しめます。上昇風内ではモーターをストップしソアリングすることで、バッテリー消費を大幅に節約することができれば、飛行航続時間も延ばせることが分かりました。空中でのリスタートが簡単にできるE-pacは補助動力として最大のメリットと言えるでしょう。
GinGlidersの最新1-2のSprintとの相性も抜群です!切れの良いハンドリングとレスポンスよいアクセルワークが素晴らしい運動性能を引き出します!






地元クラブの皆さんありがとうございました。また試乗会でお伺いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年06月08日 | Permalink

2009PNL栂池ジャパンカップ

長野県栂池スキー場にて2009PNL栂池ジャパンカップが開催されました。
初日6日は曇りベースながら、弱いサーマルも発生し、37kmのタスク。積雲の吸い上げを利用しながら、なんとか進みます。終始トップで引っ張る扇澤さんは、X-alps仕様のBoomerang6での参戦です!最後の八方尾根テイクオフまで独走でしたが、わずかに低く、パイロンが取れません・・。やや高くいった宮田、正木、大澤選手はぎりぎりの高度でファイナルグライドに入りました。最終パイロンはハイランドスキー場トップですが、僅かに低く取れません・・・。残り100mまで近づいた宮田が僅差ですがトップでした。
2日目の7日は朝から快晴!良質な積雲がポツポツと絶好のコンディションです!わくわくしながらテイクオフに上がり、タスクも決定!さあやるぞ!しかし、低い高度のランディングレベルでは8m以上の北風が吹き込んでしまいました・・・。

テイクオフ前は最高のコンディションなのに・・・。まさに目の前にあるニンジンが食べられない馬のような状況ですが、ランディングの風が落ちるのをひたすら待ちます。15時まで待ちましたが、残念ながら風は落ちず、キャンセルとなってしまいました。

前日の結果が総合成績となり、宮田久しぶりの優勝でした。本当は2日目バッっと決めて優勝したかったのですが・・。久しぶりのシャンパンファイトは気持良いものです!水沼さんスミマセンでした。


来週末はいよいよPWCフランスinAneccyです。この調子で表彰台狙います!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年06月07日 | Permalink

安比高原試乗会

5月末に毎年恒例となった北東北合同試乗会が七時雨パラグライダースクールの協力で、岩手県安比高原スキー場で開催させていただきました。
昨年はガンガンのサーマルコンディションとなり、サーマルトップは3000mに達し、岩手山往復も可能なほど!さて今年はどうでしょう!


西から連続して押し寄せる前線の影響で、曇り・・。東北特有の湿った東風「ヤマセ」の影響で雲底は低く、山頂からのフライトは出来ません。しかし、セカンド練習場は良い風が吹いて、練習には最高です。早速移動してショートフライト開始となりました。

今年からAerotact試乗会では「ステップアップセミナー」と称して各地でセミナーを開催しています。今回のテーマは「ヒューマンエラー」と「テイクオフのコツ」でした。夕方から開催されたセミナーにはJPA教育事業部の岡田さんが講義を担当です。安全フライトンに向けて皆さん真剣に受講されていましたね。後半は宮田による「テイクオフのコツ」でしたが、皆さんトライできましたか?次回宮田訪問の際には遠慮なく質問してくださいね。

6月27,28日には安比チャレンジリーグでまたもやお伺いします。次回も電動モータE-pacをお持ちします。よろしくお願いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年05月30日 | Permalink

白根パラグライダースクール

山梨県白根パラグライダースクールの訪問です。
ゴールデンウェークにはサーマルトップ3000mオーバーの記録もでたビックエリアです。
晴れてはいましたが、甲府盆地にはうっすらと逆転層が見え、いかにも難しそうなコンディションです。Boomerang5に乗り換えたれい子さんとガグリングです。1500mに強い層があり、中々突破できません。ひたすら流し続け宮田は何とか突破!ひとたび逆転層をクリアーすると、上空は別世界!2500mまでスムーズに上がり、久しぶりの甘利山トップアウトでした。


今回はGinGlidersのNew1-2「Sprint」を伊代野校長にテストしていただきました。軽いハンドリングとクラス最高峰のパフォーマンスに絶賛をいただきました。


午後になると安定した南風の流入により、白根名物「0mテイクオフ」オープンです。ランディング脇から駐車場へは専用のテイクオフが整備され、テイクオフしやすくなっています。
早速宮田もSprintのテストフライト!軽いライズアップと素晴らしいハンドリングに感動!Sサイズを85kgと軽めで乗ったのですが、スピードは十分!その分素晴らしい上昇です。これぞGinグライダー!って感じの仕上がりに、Ginファンには是非試していただきたい翼となっています。
次回はプチGinセミナーでお伺いします。よろしくお願いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年05月26日 | Permalink

電動モータユニット E-PAC

待望の電気モータユニット「E-pac」のテストと研修のために中国上海にあるYUNEEC社を訪問してきました。急速な中国経済発展の象徴都市といえる上海にまず衝撃!高級車が走り回り、高層ビルが乱立する姿はまるでニューヨークのようです。さらに世界の工場と言わしめる工業地帯は広大!恐るべし中国といった印象でした。
さて、YUNEEC社もその工業地帯一角に巨大な工場を持っています。ラジコンメーカーとして世界トップシェアを誇る傍ら、電動飛行機、ヘリコプター、もちろんE-pacの開発も進めています。ラジコン開発で蓄積した航空技術、電動モータ、バッテリーの高い技術力が実際の飛行機にフィードバックされているのです。
訪問した期間、上海は低気圧の影響で悪天候であったため、香港の北100kmにある深川(shenzhen)へ移動してテストは始まりました。


Paramania社のREVOLUTIONを使いテストフライト開始です。テイクオフの手順は通常のパラモータと同じですが、離陸のフルスロットでの瞬間的な推力パワーに感動です。十分な上昇性能でガソリンエンジンとなんら変わりません。電動モーターの特徴はこのスロットル操作に機敏に反応するレスポンスの良さにあると言えます。また空中ではオートクルーズ機能があり、専用のスピードコントローラ回路が適度な回転数を自動で制御し、手放しで巡航飛行を可能にします。まさに空撮などには最適な機能といえます!そしてやっぱり音は静か!巡航飛行においての騒音はほとんど気にならないでしょう。


総合的に言うとすれば、最新式のハイブリット車に乗っている感じでしょうか。環境にもやさしく、モーターの知識がなくとも苦労せずに飛ぶことができます。

このE-pacがいよいよ日本上陸となります。最初は5月30,31日の岩手県安比高原で行う「北東北Aerotact試乗会」にて国内初公開となります。順次各地に行く予定ですのでご期待ください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年05月17日 | Permalink