Mentor2のパッキングについて

NOVAのハイエンドEN-Bクラス「Mentor2」のパッキング方法Movieが届きました。

詳しくはこちらから

デザイナーであるパペッシュ自ら、説明してくれます。

最初はみんなシリアスな面持ちですが、実は…。



Mentor2のリーディングエッジで採用されているプラスチックバテンは、しなやかで折り曲げに強いもの素材が使用されています。
パペッシュ曰く「どんなに丸めても、元通りに戻るよ!」だそうです。

パラグライダーはハイパフォーマンスだけでなくシンプル、イージーでなくては!
NOVA社のコンセプトが感じ取れます。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2011年02月28日 | Permalink

2011ナショナルリーグ第2戦 宇都宮カップ

2011年JPAナショナルリーグ第2戦となる宇都宮カップが栃木県スカイパーク宇都宮にて開催されました。
古賀志山エリアは何とタスク成立率100%という驚異の成立を誇るエリアです。

第1戦の朝霧が不成立だっただけに、参加選手のモチベーションはMAX!
過去に宇都宮で行われたナショナルリーグ大会でも、2007年3位、2008年優勝と宮田にも相性の良いエリアの一つです。



初日は晴天!前日の冷え込みで接地逆転層があるものの、冬らしい宇都宮コンディションとなりました。2011年PNLファーストタスクということもあり、50%ゴールを意識したタスクが設定されました。エリア周辺を周回し、15km北東に位置する羽黒ゴールです。

3回に分けられたスタートで最初にスタートした大澤、小幡、扇澤選手が集団を引っ張ります。宮田、韓国から参加のハッチは30分遅らせた最終スタートで追走します。



終始、トップを引っ張った大澤選手をファイナルグライドで追い抜いた小幡選手が1時間14分で見事トップ!Boomerang8のトップスピードを生かした素晴らしい戦略でした。



2日目は午後から天気が崩れる予報。34kmのショートタスクが決まりました。日照は十分なのですが、逆転層がきつく、サーマルトップは900m・・・。弱いコンディションの中、いかに効率良く飛べるかが、カギとなりました。

昨日の失敗もあり、宮田は最初にスタート!同じBoomerang8にのる扇澤さんとレースをリードします。トリッキーなコンディションに昨日2位だった大澤選手はまさかのランディング・・。

勝負はファイナルグライドまでもつれましたが、宮田3秒差でファーストゴールをゲットすることができました。結果は3分遅れでスタートしていた扇澤さんが最速タイムでトップ、宮田は2位。



総合成績では2日間安定して上位をキープした扇澤選手がぶっちぎりで優勝!宮田は準優勝!3位は小幡選手。トップ3をBoomerang8が占めることとなりました。



宇都宮での大会成立記録はさらに更新されたのです。やっぱり大会は成立しないと!



谷田校長をはじめスタッフの皆様本当にお疲れ様でした。
また、素晴らしい大会主催をよろしくお願いします。



投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2011年02月28日 | Permalink

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、2011年は毎年恒例となった初日の出フライトからスタートです。

昨日までの天気予報ではフライトはまず無理だったはずが、なんだか、風が弱い!見事、初日の出を拝みながらフライトすることができました。これは良い年となりそうです。

フライト後はこれまた恒例の餅つき大会です。
おいしいお雑煮で無病息災!HappyLanding!

お正月3日間Cooは素晴らしいコンディションに見舞われ、みなさん大満足なお正月となりました。

今年も安全にフライトしましょう!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2011年01月03日 | Permalink

迷犬サンダー、スサノウを飛ぶ

愛知県渥美半島に位置する「すさのうエリア」。スカイトライが管理されている海岸リッジエリアです。
冬型気圧配置においては、伊勢湾に吹き降ろす北西風によって中部地区エリアは強風帯となりフライトはまず無理・・・。しかし、ここスサノウだけは飛べてしまうのです。




その秘密は海抜高度5mほどの海岸段丘にあるテイクオフ。10m/sを超える強風においても安定した海風により適度な上昇風となり、安定したリッジソアリングが楽しめるのです。
テイクオフの広さは十分!リッジソアリング=トップランディングとなるこのエリアでは練習場、テイクオフ、ランディングが一つになっているようなもので、飛んで降りてグラハンしてと一日飽きることがありません。今日はツリーラン講習も行っています。多彩なスクールができるコンパクトなエリアですね。



こんな強風ではGin「Bobcat」が大活躍!安定した翼形とコンパクトな翼面積で強い風をものともせず飛ぶことができます。本来はトレッキングフライト用としての翼ですが、スサノウのような海岸リッジエリアでもピッタリですね。



さて、こんな素晴らしいコンディションの中、迷犬「サンダー」をバラスト代わりにして飛んでみました。しっぽを振っているのでとっても楽しかったことでしょう。



これからの季節、大活躍のエリア「スサノウ」皆さんも行ってみてください。楽しいですよ。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年12月14日 | Permalink

JPAグランプリ 栂池JapanCup

2010年JPAナショナルリーグチャンピオンを決定する日本グランプリが長野県栂池エリアで開催されました。

10月9,10日は生憎の悪天候でキャンセルとなってしまいました。日本グランプリ成立条件としてはGAPデイクオリティーが1を超えるタスクが成立した場合グランプリとしても成立となります。
最終日だけとなってしまいましたが、成立するのでしょうか!?

前日の雨が予想以上に降ってしまい、白馬エリアはたっぷりの湿気に覆われてしまいました。日照は十分なのですが、朝から雲底が低くコンディションは渋そう・・・。

そんな中、コンディションの好転が予想される松本方向にあるA64ミサトゴールへのストレートゴールが決まりました。距離は54kmです。

スタートはウィンドオープン1時間後の八方エリアです。スターとぴったりには20機ほどでスタート!渋いコンディションの中、何とかさの坂エリアまで進みます。

宮田は1000点狙いでライバル小幡選手と先行します。木崎湖手前からは予想通り、北風と西風のコンバージェンスラインが形成されクラウドストリートは生坂エリア方向東へと続いているのが見えます。

宮田、竹尾選手は平野狙いでクラウドストリートを大きく東へ渡ります。やや後方にいた扇沢、大澤、高杉選手はPWC八方と同じ爺が岳コースを選択。集団は大きく2手に分かれました。

ちょうど真ん中にコースを取った小幡、常田選手は、雲でオーバーキャストした最短コースでしたが、サーマル活動は弱くランディング・・。

宮田は平野部単独フライトとなりましたが、2009年プレPWCの明科ゴールのタスクを思い出し、河原の上のサーマルを乗り継ぎ何とか駒を進めます。生坂エリア方向から吹き降ろす西風は、高瀬川上空で平野部の空気に乗り上げ川沿いに上昇風帯となっていたのです。

爺が岳コースの3選手も完全に曇った山沿いを何とか進みますが、ゴール手前で無念のランディング・・。

14:30を過ぎ、サーマル活動も終了に近づいているのを感じながら、宮田は穂高町手前か10kmのファイナルグライドに入ります。ファイナルグアイドカリュキレータは-10mの表示ですが、いくしかりません!

ゴールは扇状地にあるため少しづつ傾斜しています。ゴールラインは目の前なのですが、うーんコリャ届きそうもありません。さあどうする!?ちょうどそのとき赤とんぼに大群がふわふわと浮いているのが見え迷わずコース変更!ふわっと浮いてゴール手前の休耕田まっしぐら!ギリギリ400mのゴールシリンダーをカットした後にランディング・・・。唯一ゴール者となりました。


宮田と扇澤さんのログです。コースの違いが勝敗結果となりました。

BoomerangProtoのグライダー性能にも助けられました。ハイスピード時だけでなく、渋いコンデションでも大きな性能差を感じることができます。グライダーの進化は本当に凄い!

前半白馬エリアが渋く、多くの選手が八方でランディグを余儀なくされてしまったためGAPデイクオリティーは0.75.残念ながらグランプリは成立にたらず次回四国三郎へ持ち越しとなりました。

それでも宮田は今年初優勝!うれしいっす!


主催者の後藤さんをはじめスタッフの皆様お疲れ様でした。来年もまた宜しくお願いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年10月21日 | Permalink