生坂

長野県の生坂エリアを訪問です。北風コンディションではここ生坂エリアに、周辺スクールの皆さんも集まってきます。本日は大町スカイサポートとパラパーク青木白馬八方尾根パラグライダースクールの皆さんがお集まりいただきました。
GinGliders新しいクラス2Tribは軽快なハンドリングに大好評です。


夏らしい不安定な大気のためか、ガンガンのコンディションとなりました。テイクオフの風はやや強めですがリッジソアリングしながら、サーマルを待ち、渋くなったらトップランディングもできるため楽ちんです。

夕方には素晴らしいアーベントコンディションとなり、皆さんたっぷり癒し系サーマルを堪能されました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年06月06日 | Permalink

WoopyFly TEST in NASA

WoopyFlyフリーフライトバージョンをTESTするため、SET茨城さんにお邪魔しました。ハンググライダーをやっていた学生時代からお世話になっている宮田の母校でもあります。当時の師匠であった「板さん」こと板垣さんに懐かしの講習バーンでTESTしていただきました。


WoopyFlyはハングとパラの中間のような位置づけですが、実は全く新しい翼です。操作性は極めてハンググライダーに似ていますが、テイクオフ前のホールドなどなく、ただ人力車を引くがごとく前方に加速すると、勝手に翼は頭上へと上がってきます。あとは翼と一緒に走るだけ!シビアなアタックアングルは必要ない分、ハングよりも簡単に感じます。



空中での操作は鈍いハングのようですが、旋回中はスピードを緩めコントロールバーをひねる操作を行い、翼後部についたエルロンを稼働させます。バンクを伴わずフラットに旋回するところはまるでパラグライダーのようですね。



ユニークな外観からか、飛ぶたびに練習場に笑いが!この感じが敷居が高く感じるスカイスポーツのイメージを優しいイメージへ変えてくれるような気がしました。
中島社長、板垣さんありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年06月03日 | Permalink

PWC八方 ⑥

昨晩の長旅で選手、大会スタッフも疲れはピークですが、そうは言っていられません!曇りの朝ですが、予定通りテイクオフへ集合。最後の決戦です。何とか1000点タスクを成立させ、スーパーファイナルへの選考人数を15人を確保したいところです。

北風予報の白馬エリアを離れ、南の松本平野へ抜け出す、49㎞のエラップスタイムレースが決定しました。大町の西側を飛ぶコースは、未知のタスクです。11:00のウインドオープン、予報に反しテイクオフ周辺はサーマルトップ2200mまで上昇。小林選手に続き次々とスタートしていきます。

ファーストターンポイント、さの坂スキー場までは順調に進みますが、その先大町方向の平野部は接地逆転層でがびっしりと張り出しコンディションは渋そう・・。さあどうする!?先頭集団はややスタックするものの、爺ヶ岳ターンポイントへこぼれ上げ始めます。さの坂上空で待機していたセカンド集団もすかさず裏へこぼれます。北風を完全にブロックしている爺ヶ岳周辺は、荒れてはいるものの、サーマル活動は活発!こうなればがんがん行くだけです。北風にのってどんどん南下します。リーサードとなる南斜面は必ず強烈なサーマルを生み出し2000Mまで押し上げてくれます。先頭集団はそのまま三郷ゴールまでなだれ込みます。

トップはオーストリアのHuber。小林は4位でフィニッシュ。その後コンディションは遅くまで続き、52人の選手がゴールを決め、見事1000点タスクが成立したのです。
詳しい成績はこちらから
総合優勝は2日間安定した成績を残したフランスのLucas。2位は扇澤選手。3位に若手の小林選手。女子優勝は増子選手!2位に水沼選手でした。おめでとうございました。


宮田は10位と振るいませんでした。そのほか15位までのスーパーファイナル選考枠をゲットした。日本人選手は12位大澤選手。14位小幡選手です。スーパーファイナルは9月にトルコで開催されます。ご期待ください。

最後に、スタッフの皆様長い10日間本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月29日 | Permalink

PWC八方(朝霧) ⑤

選手は白馬を5:00に出発。9:00にはウイングキッス朝霧のテイクオフに無事全員集合。朝霧エリアは快晴の青空!雄大な富士山も選手を迎えてくれました。外国人選手はその景色に感動!大興奮です。

63.7㎞のエラップスタイムレースが決まりました。10分ごと4回に分かれた最初のスタートでほとんどの選手がスタート。

花鳥山脈稜線は朝霧名物ハイウェイが形成され、とにかく回さず、ハイスピードを維持します。先頭集団を引っ張るのは扇澤選手。宮田、大澤、小林と日本人含む10名ほどの選手で追走します。
勝負所は南方向の平野に作られたパイロンでした。扇澤、大澤選手は真っ直ぐ最終パイロンへ、宮田を含むその他の選手は大倉ダムわきのリッジに戻ります。さあ誰が勝つか!?集団はそのままセーフティポイントとなった最終パイロンを回り、YMCAゴールへなだれ込みます。

3秒差でファーストゴールを決めたのは、やはりこの人扇澤選手。さすがです。小林、大澤選手もそれに続き4,5位。宮田は痛恨のクラバットで8位に後退してしまいました。その後も続々と45名の選手がゴールを決め、YMCAゴールは初成立したタスクに盛り上がりました。
詳しいトラックログはPWCAホームページからご覧になれます。
成績はこちらから
上位点数差は僅かです。明日の最終日で決着!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月28日 | Permalink

PWC八方 ④

異常気象がもたらす、巨大な低気圧は日本海に居座り、まるで台風のように渦を巻いて停滞しました。北陸地方では5月降水量新記録を塗り替えるほどだったそうです。そんな悪天候も、やっと峠を越え高気圧圏となってきました。ところが、上空に強い寒気は残り、気圧配置は西高東低の冬型気圧配置。こうなればHAKUBA地域は北風に・・・。そこでオーガナイザーが決断したのは朝霧エリアへの移動!言うのは簡単ですが、その準備は大変な労力が必要となります。大会本部はYMCA朝霧に移動、テイクオフはウイングキッス朝霧の協力により実現することとなりました。大会成立のために尽力いただいた皆様には本当に感謝です。
選手は素晴らしいフライトでお礼するしかありません。やるぞー


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年05月27日 | Permalink