イタリアツアー4日目

今日も雨の朝です。ちくしょー!こうなれば「世界遺産ツアー」に変更だ!

さて今日はPonpei遺跡を訪問です。紀元79年ベスビオ火山の大爆発により、町中すっぽり火山灰に埋もれてしまったことにより、当時そのままの状態で保存されています。石造りの街道、上水道、公衆浴場、円形劇場など強大なローマ帝国と、当時の最先端都市計画がよく分かります。


火山灰に埋もれ亡くなった人間がそのまま空洞となり、石膏を流し込むことにより作り出された人間像は、火砕流によって苦しみながら亡くなっていった姿がリアルに映し出されていました。かわいそうに・・・。

巨大なPonpeiは一日出回るのも大変でしたが、興味深く良い社会勉強となりました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年02月19日 | Permalink

イタリアツアー3日目

やっと晴れ間が帰ってきました。Napoliの南50kmに位置するCapaccioにやってきました。海岸線から10km内陸に入ったところからドッカっと1000m級の山がせり上がっていて、如何にも良さそうなエリアです。テイクオフの脇には岩盤がむき出しになった垂直の崖があり、すごい迫力です。しかし、崖から離れると平野部には広大なエスケープランディング場が広がっており、初心者でも安全にXCフライトができます。

午前中は前線通過後の強風のため、すぐ近くの世界遺産にも指定された、4500年前の古代ギリシャ神殿を見学に行きました。世界遺産が生活の中にあるイタリアは本当に凄い・・・。

午後になっても風は収まらず、有名な「Amalfi海岸」へ移動しました。海岸近くまで絶壁がせり出す美しい海岸線の景色は圧巻です。1400mのテイクオフが2箇所ありビーチにランディングし、地元パイロットは飛んでいるとのこと。チャンスがあれば飛んでみたいですね。



帰りはNapoliの夜景を見ながら宿に帰りました。「Napoliを見て死ね!」と言われるほど美しかった夜景でしたが、ラッシュアワーのNapoliは交通ルールなど無く、ラテンのノリでまさに肉弾戦!ちょっとひるむと交差点を通過することはできません。素晴らしいDavideさんのドライビングテクニックで切り抜けましたが、緊張感たっぷりである意味楽しめました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年02月18日 | Permalink

イタリアツアー2日目

昨晩は19:00に無事ローマ着。空港ではガイドのダビデとも合流して、まずはNormaへ移動。7時間の時差のため、ぐっすり眠ることができました。
2日目は生憎の雨スタートです。南の方は好天予報が出ているため、Napoliへ移動することになりました。ローマから150kmですが高速道路で2時間。移動範囲ないです。

しかし、ヨーロッパを覆った巨大低気圧の影響で今日はやっぱりだめそう。早速観光モードへ切り替えて、有名な宮殿を訪れました。さすがイタリア、世界遺産レベルの遺跡、建物が多く点在しています。


ローマ時代に造られた広大な宮殿は、フランスのベルサイユ宮殿も真っ青な広さを誇り、自然の湧き水から滝となって庭に引き込まれています。入り口から終点までは約3km!良い運動となりました。宮殿は巨大な美術館となっていて、素晴らしいフレスコ画に圧倒されました。


夜は、今年7月にワールドカップも開催されるMateseに宿泊です。今晩寝れば、やっと時差ぼけも解消できそうです。明日からは天候も回復し、飛べそうです。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年02月17日 | Permalink

イタリアツアー出発

いよいよイタリアツアースタートです。冬季初のヨーロッパツアーですが、どうなることやら!?
今回はローマ、ナポリ周辺のエリアを回ります。お楽しみに。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年02月16日 | Permalink

ステップアップコース イン 三筋マジック!?

朝から気持ちよい青空!三筋山山頂はうっすらと雪化粧となりましたが、青空とのコントラストが幻想的な景色となりました。


早速、フライト開始です。まずは大峰ランディングへ降りて、ウォーミングアップです。ところがサーマル活動が活発になるにつれて、下層の北東風も強まり大峰ランディングは荒れたコンディションとなってしまいました。ベテランパイロットもサーマルリフトで降りてこれません・・・・。

こんなときは高度のある北練習場にランディングを移します。三筋山北斜面の麓にあるこの練習場は、通称「三筋マジック」と呼ばれる天城山の作り出す北風淀みが、適度な風を送り込んでくれるのです。

安定した北東風の中、リッジソアリングが楽しめますが、同時進入にならぬよう順番にランディング練習に入ります。
谷側に設定したアプローチゾーンから正確な変流飛行で斜面を狙います!思わぬ上昇風でオーバーしてしまう場合も慌てずにランディングへエスケープが可能なため、リスク無く練習することができます。
2本目には皆さん高度感覚が掴めてきたのか、かなりの確立で斜面へ降ろせるようになりました。起伏のある地形では、足元に高度基準を作ってしまいがちです。しかい、最終的には、やっぱりターゲットに目線をやり、正確な変流飛行で狙う!これがなかなか難しいのです。

最後の大澤チーフのトップランはさすがですね。

夕方には大峰中段への斜面ランディングにも挑戦。風が穏やかになった分、ほとんどの皆さんがスポットランディングを成功されていましたね。場所は変わってもランディングの理屈は同じです。
普段何気なく行っているランディングも、今回見につけた正確な変流飛行・グライドパス感覚を使えばより安全に行えるはずです。皆さんの意識が向上するきっかけとなってくれればと思います。
HappyLanding!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年02月14日 | Permalink