今年の冬、ヨーロッパ大陸を襲った異常気象は、大寒波のつぎに今回の春には大雨をもたらしてしまいました。
残念ながらフライトは十分できませんでしたが、その分普段訪れることができない場所や定番観光地にも足を運ぶことができました。


また、陽気な南イタリアの人達とのふれ合いや、イタリア本来の美味しい田舎料理も今回のツアーの楽しみだったと言えるでしょう。特に、長さんはイタリア語がさらに上達しましたね。


訪れた素晴らしい山々をみると、やっぱりまた訪れて飛んでみたい！そんな気にさせてくれます。
また必ず来るぞ！
Vediamo di nuovo.Ciao

昨日の晴天から一転して今日は雨の朝です。こうなれば「ローマの休日へ」出発！
まずは定番のコロッセオからスタートです。ローマ時代からの石の文化の巨大な建物は、圧倒的な存在感で、すごいパワーを感じます。

次はバチカンへ地下鉄で移動。有名なバチカン博物館を見学し、トレビの泉、パンテオンとローマ観光の定番コースを巡りました。





2005年依頼で前回は、1時間で走って回った思い出がありしたが、今回はゆっくり堪能することができました。

快晴の朝。やっとイタリアらしい天気となりました。早速、Mterseのテイクオフへ上がります。昨日の寒冷前線で山の上はすっかり雪に覆われ、素晴らしい景色です。

テイクオフへの道は最後500mがダート路ですが、地元パイロットのリーノさんに借りたトラックで無事到着。テイクオフは十分広くすでにサーマルコンディションです。

ガイドのダビデからの注意点を聞いてから、慌てず皆さんテイクオフ。テイクオフ周辺の積雲下でソアリングを楽しんだ後、風が強まる前に広大な無事ランディング。イタリア初フライトを気持ち良く決めることができました。



午後はローマ近くのNormaへ移動。さすが日曜日、多くのパイロットが飛んでいるのが見えます。ローマ時代の遺跡からテイクオフし、岩盤沿いにある古い町並みを眺めながら飛ぶことができます。夕方のアーベントコンディションで夕暮れまでのんびりソアリングを楽しみました。



テイクオフはトップランするにも十分広く、何人かはテイクオフへ降りました。夕焼け番町対決は瀬尾さんに軍配が上がりました。


夕食は近くのレストランでたっぷりパスタを楽しみました。イタリア人の大食漢にビックリ！日本人の小さな胃袋ではとうてい太刀打ちできませんでした。負けました。

Matesの山岳の雲底は低く、テイクオフが見えるのは午後になりそう。そこで海岸線のリッジソアリングエリアFimoteに向かうことになりました。前線通過後はやっぱり北風が強く、残念ながらフライトは断念。風待ちに港町のレストランでランチとなりました。

美味しい魚介リゾットと午前中に上がった新鮮な魚のスープはまさにここでしか食べれない絶品。お店のオーナーも典型的なイタリア人で面白く、盛り上がりました。


夕方、温泉を探しながら帰りましたが、残念ながら何処もオフシーズンでしまっていて入ることはできませんでした。
念願の温泉とはいきませんでしたが、陽気なイタリア人とのふれあいが楽しい一日でした。

写真はイタリアの野生カピパラです。この辺では珍しいそうです。

今日も雨の朝です。ちくしょー！こうなれば「世界遺産ツアー」に変更だ！

さて今日はPonpei遺跡を訪問です。紀元79年ベスビオ火山の大爆発により、町中すっぽり火山灰に埋もれてしまったことにより、当時そのままの状態で保存されています。石造りの街道、上水道、公衆浴場、円形劇場など強大なローマ帝国と、当時の最先端都市計画がよく分かります。


火山灰に埋もれ亡くなった人間がそのまま空洞となり、石膏を流し込むことにより作り出された人間像は、火砕流によって苦しみながら亡くなっていった姿がリアルに映し出されていました。かわいそうに・・・。

巨大なPonpeiは一日出回るのも大変でしたが、興味深く良い社会勉強となりました。