カナディアンがやって来た!の巻


3年前に偶然、京都府亀岡市にあるパラグライダーエリアで出会ったカナダ人Norman。その日は一緒に飛んで意気投合。カナダへおいでよ!っといった軽~い会話から、昨年6月にはカナダツアーが実現。カナダの大自然に感動し、再び訪れることを誓い帰国。そして、今度は川根町においでよ~っと軽い会話から訪日が実現しました。

今回のカナディアンミッションは、冬もコンディションが良い静岡県で飛ぶことはもちろんですが、日本の文化や食事を体験することでより見聞を深め、将来的にはカナダパイロットを日本へガイドすること!そんな壮大な計画を進める第一歩になれば良いかな~自分もそんな思いでアテンドさせていただきました。

静岡県内を回ったフライトエリアは、島田市川根町の①七曲スカイパーク②川根スカイパーク。東伊豆町の③三筋山エリア④浅間山エリア⑤箒山エリア。河津町の⑥大池エリア。函南町の⑦丹那エリア。富士宮市の⑧朝霧エリア。それぞれ違った地形と景色が楽しめバリエーションに富んだ静岡エリアを楽しむことができました。







そして、クールジャパン体験プログラムとしては
①川根小学校3年生イングリッシュクラス参戦!
Norman先生によるカナダ大自然&パラグライダーで世界を旅したお話をしていただきました。さすが子供たちには大うけで、国際交流ができ大変盛り上がりました。しか~し、最後はマッスル腕相撲大会で立野君に人気を全部持っていかれました~。





②農家民宿「葛籠」でそば打ち体験
マスター河野さんの流れるようなそば打ち技術を目の辺りにしながら、慣れない手つきで蕎麦打ちに挑戦。専用包丁でそばを切る工程では、予想外の器用さにマスター河野さんもビックリ。指導が良かったこともありましたが、完成したカナディアン蕎麦の美味さに感動でした。





③道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」で川根茶体験
浅蒸しで仕上げた高級川根茶を由緒正しい入れ方で味わう体験に参加。温度の違いで異なる味を3回楽しめます。テアニンのうま味、カテキンの渋味、カフェインの苦味。浅蒸し茶特有の透明感に反した、深みのある味わいに驚きと感動。自分も川根茶について少しは語れるようになりました!良い勉強になったっけ~。





④ラーメンアカデミー
静岡県中部は、朝からラーメンを食べる「朝ラ~」という文化があるぐらい、ラーメンの本場。ラーメンが大好きなNormanにはたまらない文化でこの度食したラーメンは12食。様々なタイプにトライし、自分で究極のカナディアンラーメンを作る研究をしていました。私もかなりのラーメン好きですが、カナディアンの情熱に完敗!





⑤トレッキング
眼下に鵜山の七曲、遠くには雪をかぶった南アルプスと富士山、さらに輝く駿河湾の向こうには伊豆半島と絶景を望みながらハイキング。コンパクトで多彩な川根山歩きは、スケールの大きなカナダとは違った面白さがあるようで、ラーメンアカデミーで緩んだ体もリフレッシュ!




⑥撮り鉄
写真撮影が大好きなカナディアンには、大井川鐡道を走る蒸気機関車と富士山は最高のターゲットになったようです。特に雨の中を走るSLは吐き出す蒸気がダイナミック!そして、咲き始めた桜と富士山のアングルにはこだわったようです。日本の素晴らしさを世界へ発信してください!





⑦日本人との出会い
とにかく人懐っこいNormanは仲良くなった日本人とハグ(抱っこ)が大好き。通称「BearHug」(クマの抱っこ)と称して多くの出会いの記録を写真に残してきました。後半戦はベアーハグのやりすぎで、右腕に痛みが・・・。それも川根本町でカイロプラクティックを営むマミさんに、背骨のずれをグイっと調整していただき解消!素晴らしい出会いに感謝です!










コロナウイルスの影響で帰りの航空便が欠航。慌ててチケットを取り直す騒動はありましたが、何とかカナディアンたちは無事出国。パラグライダーだけでなく、日本人との絆を作れた素晴らし旅になりました。今度は我々がカナダを訪問しますぞ~!6月の訪問が楽しみです。



投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2020年03月17日 | Permalink

SkyTEC椎茸アカデミー の巻


昨晩からしっかり降った恵みの雨は朝には上がり、驚くほどの春の暖かさです。午後からはSkyTEC椎茸アカデミーにTシャツで参戦!川根小学校3年生と一緒に種本師匠にシイタケ菌打ちを教えていただきました。

まずは、いつものスーパーチェーンソーを使い、ほだ木をサクッと切断!そして、斧でスパッと縦割り!流れるような作業で木の断面を見せ、シイタケ菌が縦の繊維に沿って成長することを説明。ほえ~なんとインパクトがあり、分かり易いレクチャー!やはり机上だけでは伝えられない現場講義がここにあります!ほんと勉強になるな~。




菌を打ち込む9㎜穴は、切断面近くに一発。これは雑菌の進入を防ぐためだそうです。そして4発と3発を3㎝幅で交互に打ち込んでいきます。種菌の打ち込みはシッカリほだ木表面と同じレベルまで打ち込み、水が溜まらないようにするべし。



子供達と一緒に、不慣れな手つきで穴あけ&種菌打ち込みを行う横で、種本師匠はマシンガンを撃つがごとく、流れるように木に穴を開けていきます。奥さんと2人で一日何と8000発!の種菌を撃ち込むという69歳の達人技に、思わず作業の手が止まり、感動のため息が出るばかり…。






今回は1800発を1時間ほどかけて打ちこみ、体験は無事終了。ほだ木はひとまず体育館横で水分を補給し保管します。そして、シイタケ菌にとって環境の良い川根スカイパークのテイクオフへ搬送し、森の中で菌が育つのを1年半待ちます。

今回の3年生が5年生になった秋には最初の収穫が期待できます。遠足が楽しみですね~!



投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2020年02月13日 | Permalink

2020 台湾ツアーの巻


日本の冬期でも暖かく、北回帰線上に位置する台湾は安定した貿易風により、安定した穏やかな天候になります。日本からも多くのパイロットで賑わう台湾へ。SkyTECも恒例ツアーとして訪問です。

中部国際空港セントレアから出国して、約3時間で台北桃園国際空港に到着。台湾中央に位置するプーリーエリア近くまで移動しホテルに入りました。まずは近くのレストランで乾杯!七曲クラブ&SkyTECツアー団結式となりました。




台湾ツアーDay1
台北到着から台湾のほぼ中央に位置するプーリーエリアまで南下。まずはスロースタートのつもりが、ガンガンのサーマルコンディションとなってしまいました。

プーリーエリアは台湾中央に延びる山脈に対し西側に位置する盆地内にあります。テイクオフは高度差300mほどの西斜面なのですが、西日が当たり始める時間と、西から海風が入るタイミングが重なり午後から一気にコンディションが好転します。今日もいつものプーリーコンディションとなり、雲底1700mでエリア周辺フライトは楽しめました。

SkyTECメンバーも秋本さん3時間。薄着で油断した方も意外に寒い空中を2時間ほど飛べ、初めてとなる台湾の空を楽しむことができたようです。

夜は滞在先のピントン市街の夜市で夕食。相変わらず混とんとした市場ですが、台湾料理だけでなく、庶民エネルギーを味わうことができ面白い!

明日からは、サイチャエリアでフライトです。








台湾ツアーDay2
今日からお馴染みのサイチャエリア。冬らしい北風が強いはずですが、台湾島中央に鎮座する山脈が見事に風を淀ませて、サイチャのベストコンディションとなりました。

午前中は強い逆転層にてこずりますが、みんなでサーマルを探しガーグリング。これもまた楽しい。そして、午後2時、逆転層ブレーク後は、エリア内が降りられないほどの豊富なサーマルで夕暮れまでタップリ飛べました。

七曲ベテランパイロット達は六カメゴールまでのXCを達成。SkyTEC修行僧達、空中のソアリングは上達しましたが、フラットなサイチャテイクオフに苦戦します。ドンだけ七曲テイクオフが簡単か!身に染みて感じていただけたでしょう。さて、明日こそきっちり頭上安定させてのテイクオフを披露してください。

夜は恒例の夜市を探索。メインは海鮮料理。今年も美味しいカエル頂きました。2回戦はまたも台湾ラーメン。三回戦の締めはかき氷。夜のXCも満喫して、皆さん絶賛増量中。明日への鋭気を養いました。







台湾ツアーDay3
サイチャ2日目。秋本さん曰く「今日も良かったっけ~台湾最高だっけ~!」と1500mでたっぷり飛べました。謙語さん、秋本さんも遂にアサヒ山ゲット。メグさんも気持ち悪くなるぐらいセンタリング修行ができました。「信ちゃん危機一髪」の名場面もあり、喜怒哀楽ドラマな1日で今日も盛り上がりました。

明日は台北への戻りで、再びプーリーへ。この3日間は無事絶好調のSKYTEC修行僧達ですが、最後に更なるドラマが起きるかも!?こうご期待ください。





台湾ツアーDay4
フライト最終日は再びプーリーエリアへ訪問。到着した12時ごろはエリア内に積雲もあり、今日もガンガンかとビクビクしていました。しかし、午後からは積雲は消え、快晴なのにビシッと逆転層が張り出し、何故かサーマル対流が起こらず…。それでも、昨日まで良く飛べたので、みなさん焦らずゆっくりスタート。

今回お世話になった虎嘯山荘のテイクオフですが、一見きれいな傾斜のようで、最後に斜面が緩やかになるトリッキーな地形。さらには微風の修行コンディションのため、今日の「危機一髪シリーズ」はめぐさん!最後の竹藪をかすめながらのテイクオフに場内騒然でしたがギリギリセーフ。違う意味で盛り上げてくれました。

結局サーマル活動は好転せず、修行僧秋本さんは5本。皆さん無風テイクオフの極意を川合師匠に叩き込まれ、台湾修行を無事に締めくくりました。

夜は小籠包と水餃子で乾杯。街を散策しながらの帰りには、発見した謎の台湾神社を参拝。キラキラド派手の神社は、エンマ大王のような神様が祭られていてパワーをいただきました。ご利益ありそう。

明日は楽しかった台湾ともお別れ、台北経由で帰国します。






台湾ツアー最終日。
晴天のプーリーでしたが、フライト無。後ろ髪を惹かれながら帰国の途に就きました。

最後のタスクは桃園市をプチ観光。ランチはシンガポール風火鍋(しゃぶしゃぶ)ランチで打ち上げパーティー。あまりのボリュームに死ぬ覚悟で完食。美味しくいただきました。人懐っこい料理長と仲良くなり、シンガポール自慢をみんなで聞いて、レストラン2階の自宅まで招いていただきました。素晴らしい出会いに感謝です。

食べて良し。飛んで良し。そして暖かい!3拍子揃った冬の台湾ツアーは大満足で無事終了。また来年も行きましょうね~。




投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2020年01月15日 | Permalink

2020 Happy New Year の巻


新年あけましておめでとうございます
本年も宜しくお願い致します


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2020年01月01日 | Permalink