SkyTEC椎茸アカデミー の巻


昨晩からしっかり降った恵みの雨は朝には上がり、驚くほどの春の暖かさです。午後からはSkyTEC椎茸アカデミーにTシャツで参戦!川根小学校3年生と一緒に種本師匠にシイタケ菌打ちを教えていただきました。

まずは、いつものスーパーチェーンソーを使い、ほだ木をサクッと切断!そして、斧でスパッと縦割り!流れるような作業で木の断面を見せ、シイタケ菌が縦の繊維に沿って成長することを説明。ほえ~なんとインパクトがあり、分かり易いレクチャー!やはり机上だけでは伝えられない現場講義がここにあります!ほんと勉強になるな~。




菌を打ち込む9㎜穴は、切断面近くに一発。これは雑菌の進入を防ぐためだそうです。そして4発と3発を3㎝幅で交互に打ち込んでいきます。種菌の打ち込みはシッカリほだ木表面と同じレベルまで打ち込み、水が溜まらないようにするべし。



子供達と一緒に、不慣れな手つきで穴あけ&種菌打ち込みを行う横で、種本師匠はマシンガンを撃つがごとく、流れるように木に穴を開けていきます。奥さんと2人で一日何と8000発!の種菌を撃ち込むという69歳の達人技に、思わず作業の手が止まり、感動のため息が出るばかり…。






今回は1800発を1時間ほどかけて打ちこみ、体験は無事終了。ほだ木はひとまず体育館横で水分を補給し保管します。そして、シイタケ菌にとって環境の良い川根スカイパークのテイクオフへ搬送し、森の中で菌が育つのを1年半待ちます。

今回の3年生が5年生になった秋には最初の収穫が期待できます。遠足が楽しみですね~!



投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2020年02月13日 | Permalink