今日はＮＯＶＡの新しいクラス１－２の「Ｍｅｎｔｏｒ」のパラワールド用インプレッションを作るために朝霧パフォーマンスセンターにやってきました。（戻ってきました？）冬型気圧配置の決まった朝霧エリアの素晴らしいコンディションでテストは行われました。
朝方曇っていたために、１０：３０の遅めのテイクオフでした。テイクオフ後、弱いサーマルで順調にソアリング開始！良い感じで上がり始めたのですが、ここでトラブル発生！！静電気か、はたまた寒さか！？バリオが完全にフリーズしてしまったのです。一度ランディングして、別のバリオを使うか？しかしここで降りてしまうと、最もテストに良い時間を逃してしまう・・・。いろいろ考えながらセンタリングを持続していたのですが、気が付けば１８００ｍの雲底に到達していていたのです。
グライダーやブレークコードからのフィードバックは非常に的確でまた素直なものでした。バリオがなくても自然と上昇成分の強いところへグライダーをトレースすることができたのです。さらにメンター自身が持つ上昇能力は素晴らしく、一緒にガグリングしたどのグライダーよりも速く、高くあげることができたのです。バリオがなかった分、感覚は鋭くなり、グライダーの特徴が如実に感じることができたのはラッキーでした。
午前中、毛無山山頂は樹氷で覆われていました。素晴らしい景色にコースは自ずと北を目指します。バリオがないけどまあ大丈夫でしょう、迷わず毛無山麓へ突っ込みます。久しぶりの毛無山でした期待どうり強烈なサーマルで迎えてくれました。予定どうり樹氷をバックに写真撮影に成功。雲の縁を上げきると、ブロッケン現象を見ることもできました。

稜線上トランジットにおけるパフォーマンスは十分！まるでクラス2の「ＲＡ」に乗っているようです。スピード、滑空比共に申し分ありません。高い完成度に新しい１－２カテゴリーを感じました。
某テストパイロットが「これはテストパイロットがデザイナーに敬意を払うグライダーだ！」と絶賛していた理由が良く分かりました。本当に感動の翼です。
今回はＭサイズを装備総重量１００ｋｇでテストしました。軽い感じはまったく無く、むしろ日本のコンディションではぴったりな感じがしました。装備総重量９５ｋｇ以上ある方はＭサイズで良いと思います。

来週末にはＳサイズも入荷します。こちらにもご期待ください。
皆さんもチャンスがあれば是非試乗してみてください。

冬型気圧配置で抜群のコンディションとなる丹沢エリアに訪問です。寒気の影響が大きく、テイクオフは雪・・・。お隣の松田エリアへクラブ員の方と移動となりました。

通常冬型気圧配置では、北西の季節風を丹沢山系がブロックし、リーサイドとなる秦野市街地からの強烈なサーマルが上がり、日本有数のビックエリアとなる丹沢エリアですが、その西の端にあるのがエリア山崎です。高度は500ｍと低いですが、テイクオフまでのアクセスも良く、サーマルも豊富なため高さは問題ありません。丹沢山系に流れるサーマルに乗り、上級者は丹沢山系東の大山往復も可能です。宮田も6年前にこのエリアを飛ばさせていただきましたが、強烈なリーサイドサーマルに震えながら飛んだのを覚えています。
今回は曇りと予報はずれの天候でしたが、20人以上のクラブ員の方で賑わっていました。
テイクオフへはクラブハウス兼！？、シャトルバスのマイクロバスで20名以上が一気にテイクオフへ上がることができます。羨ましい。
西風と小田原市街地から来る南風によるコンバージェンスでは、３０００ｍオーバーも期待できるそうです。今度はそんなコンディションのときにまた来ます。よろしくお願いします。

伊豆半島東伊豆町にある伊豆フライトハウスに訪問させていただきました。宮田初めての営業訪問でしたが、鈴木校長を始め、スタッフの恩田さんともに快く受け入れていただきました。整備された練習場、素晴らしいログハウスのクラブハウスと感動でした。

午前中は北東風。早速、鈴木校長に浅間山エリアに案内していただきました。
すぐ側には風力発電の風車がぶんぶん回っているのですが、安定した海風の中穏やかにリッジソアリングができました。鈴木校長にはＧｉｎのクラス２レベルを試乗していただき、扱いやすさに好評をいただきました。そしてテイクオフ脇に作られたトップランゾーンに華麗にランディング！朝のトレーニング終了となりました。

今日はタンデム体験が７人！三筋山エリアへ移動し、宮田もお手伝いさせていただきました。伊豆高原という温泉リゾート地に多くの人が体験に訪れるようです。三筋エリアは昔からススキを採取するための広大な草刈場にテイクオフ、ランディングがあります。相模湾には伊豆大島や伊豆七島が遠くに見渡せ、景色は最高！風も順風で素晴らしいエリアです。ランディングではモーターパラができるほどのスペースがあり、プレッシャーは全くありません。お客さんは若い女性！お手伝いにも力が入りましたね！

鈴木校長、ルーフボックスありがとうございました。あと美味しいハンバーガー？御馳走様でした。
次回は是非、箒木山エリアに連れて行ってください。よろしくお願いします。

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年のワールドカップ２００７シリーズでは、第1戦のJapan筑波ステージに始まりSpain,Italy,Turkeyと好天に恵まれ多くのタスクをこなすことができました。中盤戦のイタリアを終了した時点では総合8位。得意の平野ステージのトルコで一気に表彰台を狙いましたが、結果を残すことはできませんでした。自分に得意、不得意のエリアがあるとに固定観念が焦りや間違った判断を生んでしまいます。悔しいですが、だからやめられない面白さがあるのかもしれません。これだけ世界中を飛んでも、いつも新たな発見に出会うことができるのです。応援していただいた皆様への感謝の気持ちを成績でお返しできるよう、結果にこだわります。
2008年もAerotactチームのワールドカップへ挑戦は続きます。ご期待ください。

また、昨年末からスタートしたAerotactウィンターショップとパフォーマンスコースですが、おかげさまで大好評です。参加していただけた皆様には、新たな発見となっていただけるはずです。これから春まで絶好のコンディションが続く朝霧エリアで、皆様をお待ちしております。