スカイウェイ

長野県白樺湖のスカイウェイさんにおいて、E-pacのタンデムテストを行いました。
海抜高度1500mにおいてモータへ負荷のかかるタンデムフライトが果たして可能なのか!?大町スカイサポートの小宮山さん、白馬八方尾根PGSの前堀さんのご協力のもと、早速テスト開始です。
白樺湖エリアは南風による斜面上昇風が安定して吹き上がる斜面があります。ビーナスライン脇のランディングから補助動力としてE-pacを使い体験タンデムができるのかが今回のミッションとなりました。

テイクオフ後は、林のローターによるかぶりで中々浮きませんでしたが、そこを抜けると気持ちよく上昇!リッジソアリングができる斜面につくと、モーターをストップ。後は穏やかにソアリングが楽しめます。最後は白樺湖上空をかすめた遊覧飛行後ランディングへ!体験客には大満足なコースです。
リゾート地なので騒音が心配でしたが、ユニットのすぐ後ろ、一番うるさい所のフルスロットルでも87デシベルと全く問題なく、すぐ脇を走るビーナスラインの車のほうが90デシベルと排気音が気になるほどでした。



1500mの高地でガソリンエンジンのモーターパラはエンジントラブルが付き物!しかし、さすが電気モータ細かな調節など全く必要なく、タンデムフライトまで可能な結果となりました。
ここ白樺湖エリアで新しい体験フライトが可能なことが立証されたのです!来春が楽しみですね。

写真はスカイウェイ校長阿久津さんの経営するモンテローザです。とっても美味しいレストランもあって素敵なホテルです。ご馳走様でした。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月10日 | Permalink

スカイトライアル

茨城県那須烏山にあるスカイトライアルさんを訪問です。ハング・モーターハング。モーターパラ・パラ、そしてラジコン飛行機と幅広くスカイスポーツを教えている数少ないスクールです。
筑波からの春のXCコース上にあり、いつも上空からお邪魔ばかりしていますが、今回は念願の烏山エリアから「E-pac」のテストフライトとなりました。

高低差150mの烏山エリアでの「E-pac」は補助動力として最強の助っ人となります。川沿いに鳶が上がってきたのを見るとランチャー台から追いかけるようにテイクオフ!普段は高度が取れないと入っていけない裏へ突っ込みます。「上がらなかったら・・・」そんなときにはアクセルON!楽々安全高度で戻ってくることができるのです。渋いコンディションでしたが、鳶とE-pacのおかげでソアリングを楽しむことができました。
秋の烏山エリアは那珂川沿いの紅葉が最高です。水面に移る景色を低空で撮影すれば、気分はもう多胡さんです。



NHKの紅葉空撮の第一人者である多胡光純さんはここスカイトライアル出身なのです!
塚部校長にもE-pacをテストしていただきました。静穏性とパワーの両立に合格点を頂きました!

しかし、那珂川の鮭にはビックリ!こんなにたくさんの鮭が遡上してくるとは知らず、空中からビックリ!どうりで鳶がいっぱい飛んでいるわけが分かりました。
今度は冬の平野部をXCフライトしてみたいですね。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月08日 | Permalink

トップフィールド

群馬県沼田市の白沢トップフィールドに訪問です。
移動性高気圧に覆われ、秋晴れの素晴らしいコンディションとなりました。
サーマルトップは1600m最近、絶好調の石井君と宮田はE-pacでガグリングです。最近はチャレンジリーグでも活躍の石井君ですが、初日に宮田がタンデムしたときのことが思い出されます。あっという間に腕を上げてきました。師匠がよかったのでしょう!次はナショナルにもあがってきてください。


長野県の白馬パラトピア五竜の皆さんもツアーでいらしていました。皆さん、たっぷり飛べて大満足でしたね。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月07日 | Permalink

スカイエンジェル

千葉県スカイエンジェルを訪問です。
この日、今年初の冬型気圧配置となり、関東平野は北西の季節風が強く吹く予報となっていました。
こんなときは、朝霧か宇都宮か、そして北風でも飛べる鴨川エリアしかありません!
ところが、上空の寒気の影響か、終日北西風は収まりません。こんなときは「BOBCAT」でグランドハンドリングに限ります。浮かないようにDライザーを巧みに使いコントロールします。テイクオフでのグラハンで気分はもうマイク・クング!!


これからの季節本番となる鴨川エリアに乞うご期待です。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月03日 | Permalink

PCL FINAL 宇都宮

2009年PCLFinalは毎年恒例となったスカイパーク宇都宮で開催されました。「宇都宮伝説」とも言われた過去の大会成立確率は100%は更新されるのか!?秋の爽やかな空のもといよいよスタートです!
初日、強い逆転層に阻まれ、渋いコンディションでしたが、タスクコミッティは強気のオープン30km、チャレンジ20kmのFinalにふさわしいタスクを設定しました。

ゲートオープン後、渋いタイミングもありましたが、午後になってコンディションは徐々に良くなり、サーマルトップは1300mまで上昇!選手は次々とパイロンをクリアー!古賀志山周辺にはいくつものガーグルが形成され、秋空を彩ります。



オープンクラスは大混戦となりました。昨年のオープンチャンピオンTycoonの藤野選手と地元Boomerang6の呑村選手は最後までもつれファイナルグライド勝負となりました。低く素晴らしいスパートを決めた藤野選手は数秒差でファーストゴールを決めました!さすがチャンピオン!タイム的には後発の松原選手が30分以上早いタイムをたたき出し、ナショナルリーガーの意地を見せました。
チャレンジも多くの選手がゴールを決めることとなり、素晴らしいタスクとなったのです。



2日目は寒冷前線の接近により、早めにキャンセルとなり、初日の結果が総合成績となりました。
年間チャンピオンは藤川選手、毎年確実に実力を上げてきている若手が、ついにチャンピオンになりました。次はナショナル、PWCで活躍してくれることを希望します。
大会スタッフの皆さんお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月01日 | Permalink