讃岐パラ
香川県坂出市の讃岐パラを訪問です。
前線の南下により、周辺エリアは北風が強い予報。しかし、ここ大越エリアは適度な北東風が終日吹き続け、秋のベストコンディションとなりました。
瀬戸大橋を遠くに臨みながら、安定したリッジソアリングが楽しめる北嶺エリア。その反対側東側に飛ぶ大越エリアはサーマルソアリングが楽しめます。
飛び疲れたらテイクオフへトップラン。瀬戸内海を望みながら終日遊べます。
大越山が作り出す、コンバージェンスがサーマルトリガーとなり、思わぬところがリフトラインとなります。雲底が高い時には平野部へのXCも可能だそうです。日本昔話に出てきそうなポッコリ山が点在する讃岐平野は、XCフライトに高いポテンシャルも持っています。
いつかトライしてみたいですね。
オニコウベ パイロットセミナー
宮城県オニコウベエリアでサン・ライフPGS主催のパイロットセミナー開催です。
今回のお題は「グループソアリング」と「野外ランディング」。普段、グループで飛ぶチャンスは少ないかと思いますが、みんなで飛ぶことで効率良く、そして安全にフライトすることができます。
(日下さん撮影)
そして、普段降りているメインLD以外の場所に降りることにトライします。今回は花立峠麓の斜面にターゲットを想定しました。
移動性高気圧の前面に位置したオニコウベエリアは、終日東風!なぜか宮田訪問では、オニコウベエリアは、ベストコンディションとなります。
午前中は、オニコウベスキー場山頂からフライト。まずはカレラ+で絶好調の恵さんからテイクオフ。すでに主稜線には積雲が形成されていますが、スキー場北斜面はまだまだ渋い・・・。一人では降りてしまいそうです。ここはグループソアリングで凌ぐべく、宮田テイクオフ。ベテランパイロットの皆さんの援護射撃もあり、みんなで弱いサーマルを流して数名がトップアウト!
上がったメンバーからカムロへアタック!花立峠を高くパスしたパイロットは楽々カムロ山の東斜面へ取り付き、気持ちよくトップアウト!大迫力の岩盤を見ながらのソアリングは、ちょっと怖いですが、みんなでいけば怖くない。これもグループソアリングのメリットです。
リフライト組は花立峠からテイクオフして追いかけます。午後になり花立峠テイクオフにはちょうど良い東風が到達。アーベントもプラスされ、極上のリッジソアリングでカムロをトップアプト!17名のパイロットが集団でソアリングする姿は圧巻でした。初カムロの杉山さんも見事ゲット。おめでとうございました。
大盛況に終わったパイロットセミナーでした。またオニコウベのスーパーコンディションでご一緒させてください。
パラグライダー学生連盟 伊豆合宿
午後からは若干風は収まり、北練習場でライズアップ練習。強風時のライズアップは一発勝負!振り向きの軸足も意識できたようです。2日目。やっぱり朝から北東風は強風。西から前線も近づいてきているようで、伊豆半島は昼前には本格的な雨となりそうです。こうなったら、風の弱くて雨が降らないところまで移動だ!というわけで、都心を越えて茨城県鹿島灘の滝浜海岸を目指して大移動です。
途中、首都高速の渋滞に阻まれ、大きく時間をロスしましたが、15時には滝浜に到着!はじめ弱めだった風も徐々に風速を増し、グライダーを頭上安定させるにはちょうど良い風速となったのです。海抜5mほどの砂丘は安定した上昇風となり、ショートフライトとグランドハンドリングで、遊びながらこだわった練習ができます。
砂丘の途中にあるステージにトップランして、テイクオフ地点までグライダーを落とさず帰ってきます。テイクオフの加重のかけ方。直線フライトのでのピッチコントロール。着地後の頭上安定。様々な技術がこなせなくてはこのタスクはコンプリートできません。できそうでできないので、みんな真剣!唯一、弘前大学の今春さんがコンプリート!男子は全滅でした・・・。
スタートが遅かった分、暗くなるまでたっぷり遊べました。たいへんだった移動も含め、楽しい思い出となりました。
学生の間に、もっとパラグライダーにのめり込んでほしい!そして社会人になってもパラグライダーを趣味として続けていってくれれば・・・。そんな思いです。
次の冬に、三筋山で再会することを誓い、今回の合宿は無事終了。