PNLグランプリ 八方尾根ジャパンカップ Day3
最終日となった3日目も快晴の朝です!上空の西風は心配ですが、本日も成立すればJPA初となる3日間成立大会となります。リーディングパイロットは今回ダントツの強さを見せる小幡選手です。朝6時に受付にトップ並び気合十分です!
ここ白馬エリアは、西側に北アルプスが控え、西風をブロックすることができるリーサイドエリアです。南西風ではその恩恵を大きく受けますが、北西に向きが変わったとたんに、強烈な北西風となりエリア内に吹き降ろしてくる危険性がある特徴もあります。
テイクオフに全員が集合した9:30はテイクオフは向風の東風微風。これはできるかも・・・。選手は気合を入れていつもの準備をしますが・・・。
10:00をすぎ、ダミーを見ると、1500m以下は逆転層で守られているようですが、上空は徐々に北西風が入ってきているようです。
こうなってしまうと、エリア内を安全に飛べる保証がなくなります。コミッティ、競技委員長の清水さんと協議した結果、タスクキャンセルの英断がされました。
選手はフリーフライトでフライダウン。そして、フライト全員が安全にランディングした後、テイクオフには強烈な北西風が入り込み、ダストデビルが吹き荒れたとのこと・・・。
やっぱり正しい判断だったようです。エリアを熟知している八方尾根パラグライダースクールスタッフへは本当に感謝です。
それでも2日間の素晴らしいレースが成立し、JPAナショナルリーググランプリも成立することができました。
2011年ナショナルリーグチャンピオンはサラリーマンパイロットの星!小幡選手です。今回の気合の入りようはただならぬオーラを出しており、勝つべくしてチャンピオンになったというべき完璧な試合運びでした。参りました。女子チャンピオンは水沼選手。シリアルチャンピオンは小林選手でした。皆さんおめでとうございました。
3日間の素晴らしいコンディションの中、選手をバックアップしていただいたスタッフの皆様本当にありがとうございました。
ナショナルリーグは最終戦四国三郎を残すのみとなりました。
リーグ優勝を争う小幡選手との決着をつけるべく頑張ります。ご期待ください。