高嶺カップ2011の2日目です。午前中、厚い雲に覆われた平谷村でしたが、選手の熱意が奇跡を起こします！




12時までウェイティングでしたが、愛知県方向が急速に晴れてきていることから、競技委員長の井上美奈子さんは早めにテイクオフへ移動の判断を下します！



テイクオフにつくとまだ真っ白のガスの中でしたが、13時にすっきり晴れわたることになったのです！昨日のうちに考えていたミニマムタスクを早めに発表！ダミーの上りをチェックします。



ダミーがテイクオフレベルをキープすることを確認して競技スタート。テイクオフ西斜面を回る、N2Lは１４ｋｍ。PCLは１０ｋｍのタスクがスタートです。



はじめ強めに吹いていた南西風を使い簡単にリッジソアリングが可能と思われましたが、徐々に収まりコンディションは渋くなっていきます。

テイクオフ稜線上はなんとかステイできますが、周期的に上がってくる弱いサーマルにしがみつくのが必至・・・。



早い時間にテイクオフした選手が軒並み高度を下げていく中、唯一小幡選手だけが生き残ることに成功。唯一のゴールを達成したのです。うーん凄い！

PCL,N2Lともにテイクオフ前トライアングルの2周目に入った選手が精一杯でしたが良く粘ったといえます。選手の熱意で奇跡の天候回復！そして成立！良かった。

N2Lは窪島選手、PCLは西島選手が優勝でした！おめでとうございます。



GAPシステムのため大きな点数は付きませんでしたが、終盤戦残り2戦！まだまだ勝負はわかりませんね！
N2L、PCLともに目が離せませんね。がんばってください。



今回特別賞を受賞した藤本夫妻です。空中でも地上でも本当に仲良しですね。