ナショナルリーグCooスプリングカップ

Cooの春の大勝負2戦目Cooスプリングカップがおこなわれました。北関東の北風予報に、残念ながら北上するビックタスクはできませんが、八郷盆地周辺は絶好のコンディションが期待できます。
筑波山系を往復させた後、八郷盆地南東端にある朝日峠を取った後、20km北西にあるおなじみ真岡ゴール!が決定しました。
勝負の分かれ目はやはり朝日峠でした。盆地の南外側は予想外に渋く、レースは一度リセットされます。何とか筑波山まで流してきたところで、やっとサーマルは抜け、やはり宮田、扇澤の一騎打ちとなりました。
ところが、雨引き鉄塔に差し掛かったころに、高層雲が張り出し、またもやリセット・・・。後続に追いつかれててしました。海風の進入からか、サーマルは活動はさらに弱まり上がりません。最後のゴルフ場で勝負!みんなで突っ込みます。最初にサーマルをヒットしたのは好調の呉本!すかさず宮田、扇澤が下に入り最後の高度獲得合戦となりました。焦った呉本は低くファイナルグライドへ離脱しますが、もちろん届きません。(若い・・・・)やはり、この人扇澤選手との勝負かと思われました。フルスピードでファイナルグライドに入ったころには、呉本も何とか弱いサーマルをヒット。再度上げ始めました。その時南の平野から思いもよらぬグライダーが突っ込んできたのです!筑波で遅れた只野選手が単独で平野を真っ直ぐ渡ってきていたのです!3機が4機に!ほとんど横並びで放射状にゴールシリンダーへ4機が突っ込みました。さあ、誰が勝ったのか!?

ファーストゴールを制したのは若手呉本、3秒送れで宮田、さらに4秒遅れで扇澤、4秒遅れで只野選手でした。最後まで誰が勝つかわからないレースでしたが、ドラマがありました。
総合結果はゴールした順番のままとなり、宮田はまたもや2位に甘んじてしまいました。勝負への執念が足りないことを痛感するレースでした。
次はワールドカップ初戦イタリアになります。反省点は見えました。決めます!

詳しい結果はこちらからご覧ください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2008年04月12日 | Permalink