PWCブラジル プロローグ
2008年PWCシリーズの最終戦は、2006年3月にも開催実績があるブラジルのCasteloです。前回は真夏の雨季での開催でしたが、5本のタスクが成立し、好印象のエリアです。今回は季節的にブラジルは春。Bestシーズンでの開催に絶好のコンディションが期待されます。
Casteloの地形は基本的には平野エリアです。テイクオフは1000mほどの台地上にあり、コーヒー豆のプランテーションの一角にあります。赤茶けた大地にドングリのような形の単独峰がぽこぽこと存在していて、不思議な景色です。ヨーロッパアルプスのようながんがんのスピードレースではなく、やはり戦略と集団でのポジショニングで勝敗は決定しそうです。前回のブルガリアで気づいたことを生かすことができそうです。足も順調に回復しました。宮田得意のステージに決めるしかありません。
さて、今回のメンバーは扇沢、宮田、水沼のAerotactチーム。JPA選手育成基金によるサポートを受けた若手の小林と海外遠征は初となる小幡さんです。JPA国内リーグでのトップパイロットがどこまでPWCでどこまで通用するか期待されます。
やっぱりCasteloは遠かった・・・。日本を出発し遥々地球の裏側までたっぷり48時間かかりました。途中アメリカHuston乗換えでは、小幡さんがパスポートトラブル!?入国審査で2時間の尋問をうけましたが、何とか突破し今回の厄落としは終了。さらにブラジルに入り、リオデジャネイロからは陸路レンタカーで8時間!疲れから時間の感覚は完全に途絶え、何だかわけがわからなくなります。おかげで12時間ある時差はCasteloについたころには不思議に解消され、すっきり体調も万全です。
ここまで来たんだから悔いなく完全燃焼します。ご期待ください。
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