PWC韓国 TASK1
いよいよ大会スタートです。前線の通過により、昨日まで降り続いた雨も上がり、快晴の朝です。上空の雲では風は強そうですが、9:00から予定通りテイクオフへ移動です。10:00にテイクオフに着くと風は以外に弱く、ダミーも飛び始めています。雲底も時間と共に上がり始め、これは行けそうです!テイクオフのあるリッジを往復する44.5kmのレースが決まりました。
フライト前にはJPAチームブリーフィングです。ぶっつけ本番のフライトとなるため、無理をしないように安全面がメインとなりました。そんな中でも、若手は思い切って飛んで何かを掴んでほしいものです!
さて、レースは序盤からハイスピードで進みました。トップ集団を引っ張るのはスロベニアのバリック兄弟と扇沢さん、宮田も順調に追走します。変化があったのは南の端からのリターンです。向かい風となるこのレグは、低いところは谷風が強く、危険!やや遅れた宮田は早々に勝負に外れ、低くアタック!リスクがあるのは分かっているのですが、遅れを取り戻すには勝負に出続けるしか選択肢はありません。大きく立ちふさがる尾根の風下側(リーサイド)に低く飛び込みます。通常ローターとなっているはずが、谷底からのバレーウインド押し上げにうまく乗ってグチャグチャになりながらも何とかクリアー!
しかし、トップ集団を捉えることは出来ず、遅れたデニス、扇沢さんとぎりぎりの高度でゴール。20位前後と出遅れることとなりました。
この後、ゴール付近に北風と西風のコンバージェンスラインが形成され、遅れてきた選手はどんどん上がりながらゴール・・・。降ろせないほどの素晴らしいコンディションとなり、多くのゴール者となりました。
2009PWCの新ルールで、3本成立したらそのうち1本を削れるディスカード制がスタートしました。今日の成績は忘れて、明日から気持ちを入れ直し攻めます!