朝霧スーパーコンディション

朝霧パフォーマンスコースは連日スーパーコンディションが続いています。そんな中、クラウドベースが何と3300mを越える日があったのです。



この日は、河口湖のウインドプロファイラを見ても4000mの高度で終日風速は10m以下でした。

そして、午後には、毛無山から富士山北西面に向けて雲底3000mの素晴らしいクラウドストリートが形成されていたのです!つまり、富士山トップアウトも可能なことを意味しています。




この日は扇澤さん、PWC韓国チャンピオンSeyongと3人でのフライトでした。Bestコンディション、Bestパイロット、そしてBestグライダー「Boomerang」が揃ったこの日は、富士山トップアウト最大のチャンスだったように感じました。



昨今のグライダー開発・パイロット技術進歩はめまぐるしいものがあります。
いつの日か朝霧エリアからパラグライダーで富士山トップアウトも夢ではない!
決して不可能ではないと強く感じるほどのスーパーコンディション!
今シーズンもチャンスはあります。是非トライしてみたいものですね。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年01月17日 | Permalink

伊豆ステップアップコース②ランディング編

Aerotactステップアップコースin三筋山も2回目です。エリアには北陸からジャムスポーツスカイ獅子吼PGS。そしてエアパークCooの皆さんがツアーで三筋エリアに訪れていただきました。

今回のステップアップテーマは「ランディングを極める」普段何気なく行っているランディングの精度を高め、最終的には斜面ランディング、そしてトップランディングまで行える技術を身につけます!

9日(土)は快晴の朝。三筋エリア内は西と東のコンバージェンスラインが形成され、絶好のコンディションとなりました。早速山頂に上がりフライト開始!コンバージェンス特有の荒れたコンディションでしたが、うまくサーマルに乗ればもれなく雲底まで行けそうです。ところが全員の準備が終了した時点で、西風成分が押してきてしまい、テイクオフはフォローに・・・。そんな時は慌てず、丹那エリアへGo!1時間30分の道のりですが、伊豆スカイラインでさくっと移動です。エリアに着くと、テイクオフ上空には素晴らしいクラウドストリートが形成されていました。しかし、こちらも30分前にフォローに・・・。なんとアンラッキーな・・・遥か雲底を悠々と飛ぶパラグライダーを見上げながらエリア見学で終了となりました。

10日(日)は朝から西風です。今日こそ丹那エリアです!そして今日もコンバージェンスコンデションとなりました。遠くに富士山と駿河湾を見渡しながら、気持ちよくフライトすることができました。イクスの島野校長には大変お世話になりました。ありがとうございました。

11日(月)は曇りベースで東風!やっと三筋山エリアでステップアップコースが開催です。三筋エリアに数箇所ある練習場を使い、斜面ランディングから、トップランまで行います。本来はリッジソアリングをするほどの風があれば楽なのですが、穏やかなコンディションの中、良い練習ができました。



次回は「リッジソアリング・トップランディングを極める」です。三筋山エリアのスムーズな斜面を利用して、リッジソアリングにこだわってみます。リッジソアリングと裏腹な関係にあるトップランディングにもこだわります。皆様、お待ちしております。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年01月11日 | Permalink

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
2010年はAirparkCooでスタートです。恒例の初日の出フライトにテイクオフへ上がりました。
残念ながら北風強風で飛べませんでしたが、素晴らしい御来光に感動です。
新たな気持ちでスタート!気合が入ります。

すべてのフライヤーの安全フライトを祈願しました。
皆さん今年も安全に楽しんでください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2010年01月01日 | Permalink

Aerotactステップアップコースin伊豆

ステップアップコース初日は予報どおり朝から北東の強風です。伊豆フライトハウスのメンバーは浅間山での朝一リッジソアリングにトライしますが、強すぎて断念・・。しかしこんな時は慌てず、三筋山エリアへGO!そして、今日も出ました「三筋マジック」!見事に北風は天城連山にブロックされ風はリッジソアリングにちょいと強めですが、出てしまえば安定して飛べるコンディションとなっていました。慣れているパイロットはすかさずテイクオフ。悠々とソアリング開始です。

ステップアップ受講生の皆さんは北練習場で講習開始となりました。今回のテーマは「ライズアップを極める!」特にここ三筋エリアのように強風のテイクオフを想定して行います。

強風テイクオフの極意は「一発勝負」。ライズアップ段階でグライダーの傾き修正は、飛ばされてしまう原因になります。準備段階からグライダーは完璧な状態に広げ、短い時間でグライダーを頭上に持ってくることがポイント!良くありがちな間違いは、弱い風と同じようにライザーとブレークコードのみでライズアップする速度を調節してしまうことです。その場合、強風時でライズアップ速度調節が難しく、また頭上でのブレーキングが深くなり吹き飛ばされてしまいがちです。
そこでまずはAライザーを持たずに、ライズアップする練習からスタートです。グライダーのブレーキングも最小現で済むように、グライダーに近づきながらテンションをコントロールしライズアップ速度をコントロールします。腰で引っ張られ重さを感じながら、坂を上りテンションを逃がしてやります。
はじめは飛ばされてしまうこともありましたが、徐々にコツを掴んできたようで受講者の皆さんも最後は実際の強風テイクオフから上手にテイクオフされていましたね。

終了後はビデオで自分のライズアップを確認しました。パラグライダーの技術はどうしても体に染み付いた癖を矯正するのが難しい物です。特に最も緊張するテイクオフではなおさら!何度も反復練習を行い、無意識に体が動くようになるまでしっかり練習してみてくださいね。今回のセミナーがひとつのヒントになっていただければ幸いです!

さて、次回1月8から11日のテーマは「ランディングを極める」です。ここ三筋エリアは様々な角度を持つ練習斜面があります。それを利用しての斜面ランディング。最終的にはトップランディングまでトライして見ますよ!お楽しみに。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年12月13日 | Permalink

スカイウェイ

長野県白樺湖のスカイウェイさんにおいて、E-pacのタンデムテストを行いました。
海抜高度1500mにおいてモータへ負荷のかかるタンデムフライトが果たして可能なのか!?大町スカイサポートの小宮山さん、白馬八方尾根PGSの前堀さんのご協力のもと、早速テスト開始です。
白樺湖エリアは南風による斜面上昇風が安定して吹き上がる斜面があります。ビーナスライン脇のランディングから補助動力としてE-pacを使い体験タンデムができるのかが今回のミッションとなりました。

テイクオフ後は、林のローターによるかぶりで中々浮きませんでしたが、そこを抜けると気持ちよく上昇!リッジソアリングができる斜面につくと、モーターをストップ。後は穏やかにソアリングが楽しめます。最後は白樺湖上空をかすめた遊覧飛行後ランディングへ!体験客には大満足なコースです。
リゾート地なので騒音が心配でしたが、ユニットのすぐ後ろ、一番うるさい所のフルスロットルでも87デシベルと全く問題なく、すぐ脇を走るビーナスラインの車のほうが90デシベルと排気音が気になるほどでした。



1500mの高地でガソリンエンジンのモーターパラはエンジントラブルが付き物!しかし、さすが電気モータ細かな調節など全く必要なく、タンデムフライトまで可能な結果となりました。
ここ白樺湖エリアで新しい体験フライトが可能なことが立証されたのです!来春が楽しみですね。

写真はスカイウェイ校長阿久津さんの経営するモンテローザです。とっても美味しいレストランもあって素敵なホテルです。ご馳走様でした。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月10日 | Permalink