スカイトライアル

茨城県那須烏山にあるスカイトライアルさんを訪問です。ハング・モーターハング。モーターパラ・パラ、そしてラジコン飛行機と幅広くスカイスポーツを教えている数少ないスクールです。
筑波からの春のXCコース上にあり、いつも上空からお邪魔ばかりしていますが、今回は念願の烏山エリアから「E-pac」のテストフライトとなりました。

高低差150mの烏山エリアでの「E-pac」は補助動力として最強の助っ人となります。川沿いに鳶が上がってきたのを見るとランチャー台から追いかけるようにテイクオフ!普段は高度が取れないと入っていけない裏へ突っ込みます。「上がらなかったら・・・」そんなときにはアクセルON!楽々安全高度で戻ってくることができるのです。渋いコンディションでしたが、鳶とE-pacのおかげでソアリングを楽しむことができました。
秋の烏山エリアは那珂川沿いの紅葉が最高です。水面に移る景色を低空で撮影すれば、気分はもう多胡さんです。



NHKの紅葉空撮の第一人者である多胡光純さんはここスカイトライアル出身なのです!
塚部校長にもE-pacをテストしていただきました。静穏性とパワーの両立に合格点を頂きました!

しかし、那珂川の鮭にはビックリ!こんなにたくさんの鮭が遡上してくるとは知らず、空中からビックリ!どうりで鳶がいっぱい飛んでいるわけが分かりました。
今度は冬の平野部をXCフライトしてみたいですね。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月08日 | Permalink

トップフィールド

群馬県沼田市の白沢トップフィールドに訪問です。
移動性高気圧に覆われ、秋晴れの素晴らしいコンディションとなりました。
サーマルトップは1600m最近、絶好調の石井君と宮田はE-pacでガグリングです。最近はチャレンジリーグでも活躍の石井君ですが、初日に宮田がタンデムしたときのことが思い出されます。あっという間に腕を上げてきました。師匠がよかったのでしょう!次はナショナルにもあがってきてください。


長野県の白馬パラトピア五竜の皆さんもツアーでいらしていました。皆さん、たっぷり飛べて大満足でしたね。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月07日 | Permalink

スカイエンジェル

千葉県スカイエンジェルを訪問です。
この日、今年初の冬型気圧配置となり、関東平野は北西の季節風が強く吹く予報となっていました。
こんなときは、朝霧か宇都宮か、そして北風でも飛べる鴨川エリアしかありません!
ところが、上空の寒気の影響か、終日北西風は収まりません。こんなときは「BOBCAT」でグランドハンドリングに限ります。浮かないようにDライザーを巧みに使いコントロールします。テイクオフでのグラハンで気分はもうマイク・クング!!


これからの季節本番となる鴨川エリアに乞うご期待です。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月03日 | Permalink

PCL FINAL 宇都宮

2009年PCLFinalは毎年恒例となったスカイパーク宇都宮で開催されました。「宇都宮伝説」とも言われた過去の大会成立確率は100%は更新されるのか!?秋の爽やかな空のもといよいよスタートです!
初日、強い逆転層に阻まれ、渋いコンディションでしたが、タスクコミッティは強気のオープン30km、チャレンジ20kmのFinalにふさわしいタスクを設定しました。

ゲートオープン後、渋いタイミングもありましたが、午後になってコンディションは徐々に良くなり、サーマルトップは1300mまで上昇!選手は次々とパイロンをクリアー!古賀志山周辺にはいくつものガーグルが形成され、秋空を彩ります。



オープンクラスは大混戦となりました。昨年のオープンチャンピオンTycoonの藤野選手と地元Boomerang6の呑村選手は最後までもつれファイナルグライド勝負となりました。低く素晴らしいスパートを決めた藤野選手は数秒差でファーストゴールを決めました!さすがチャンピオン!タイム的には後発の松原選手が30分以上早いタイムをたたき出し、ナショナルリーガーの意地を見せました。
チャレンジも多くの選手がゴールを決めることとなり、素晴らしいタスクとなったのです。



2日目は寒冷前線の接近により、早めにキャンセルとなり、初日の結果が総合成績となりました。
年間チャンピオンは藤川選手、毎年確実に実力を上げてきている若手が、ついにチャンピオンになりました。次はナショナル、PWCで活躍してくれることを希望します。
大会スタッフの皆さんお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年11月01日 | Permalink

Aerotactパフォーマンスコースin青木

長野県パラパーク青木でAerotactパフォーマンスコース開催です。
当初予定の5月から2回の順延がありましたが、今回は秋の素晴らしいコンディションとなりました。
初日は曇りベースで安定した穏やかなコンディションとなり、秋特有の渋ーーいコンディションの中、何とか逆転層を抜けるための小さな旋回が必要となり、これまた良い練習になったのではないでしょうか。

2日目は上空は強めの西風でしたが、青木らしい山岳コンディションとなりました。本当は美ヶ原を目指したいところですが、さすがに安全高度の2500mクリアーが見込めないため無理には狙わず、保福寺峠までの稜線上を往復し、東の上田方向へミニXCを計画しました。
昨年からのパフォーマンスコースでの課題「気流の変化を感じる」「ガグリングを駆使したチームフライト」はもちろん今回のテーマとなります。初めて飛ぶエリアで今まで練習の成果が実践できるのか!?


先行はAerotactチームの小林さん、正木さんです。稜線上の風情報を定期的にレポートしてもらい、安全フライトをサポートします。先行していた小林は稜線上で北アルプスのウェーブリフトに乗って2300mまで上昇!後に続いた地元品川君も2200mを越え、南へのウェーブラインにのります。
後発組みも追いかけますが、予報どおり上空の西風は徐々に強まり、南下は難しいと判断、いよいよ東のオカミ岳へトランジット開始です。普段はなかなか上がらないオカミですが、ガグリング駆使すればサーマルを探す確率も上がります。なんとか1800mまで上げきり、さらに東の独鈷山へGo!

しかし、高度の低い平野部はビッシリ逆転層の下となり、さーまる対流は押さえられ、あえなく撃沈・・・。
リフライト組が飛び始めたころには、千曲川からの北風がエリア内に進入してきて局地的なコンバージェンスを形成。2000mを越える高度まで上昇し、近野さんは平野部まで楽々のファイナルグライドで合流となりました。

山岳エリア特有の谷風と秋の逆転層、そして北アルプスの山岳ウェーブと盛りたくさんなコンディションの中、フライトできたことは、初青木フライトの皆さんにはとても良いトレーニングになったのではないでしょうか。
今回のフライトログは藤川さんのWEBからリンクさせていただきました。こちらからどうぞ!
次回はBESTコンディションの5月に3000mオーバー!そして今度こそ美ヶ原を目指したいですね!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年10月17日 | Permalink