2009PCL白鷹

2009チャレンジリーグ第2戦が山形県白鷹エリアで開催されました。
天気予報では曇り/雨の予報でしたが、大会当日は高層雲が張っているものの、良好な気温減率からサーマルは2000mに達し、春の素晴らしいコンディションとなったのです。

初日はオープンクラス35.8km、チャレンジクラス25.9kmが組まれましたが、それぞれ21名、3名のゴール者となりました。オープントップはBoomerang6の宮田、PWC韓国でのスピードを抑えることが出来ず、ぶっちぎってしまいました。その代わりゴール後はエリアに戻り選手を牽引することに徹します。
チャレンジトップは近野選手さすが地元選手は良く知っています。


2日目、コンディションはさらに好転サーマルトップは2500mに達しました。オープンクラス46.3km、チャレンジクラス27.0kmとビックタスクが組まれました。素晴らしいコンディションの中オープン30名、チャレンジ5名のゴール者が出てタスクは大成功!初ゴールの方も多く入たようです。

宮田はまさかのリフライトで2位に転落・・・。優勝はPWC韓国で一皮向けた藤川選手でした。この調子で若手選手が伸びてくれれば!チャレンジクラスは地元近野選手!見事SUUNTO腕時計をゲット!入賞された皆さんおめでとうございました。

また、大会実行委員長の植木校長、地元とんびクラブの皆さんお疲れ様でした。今度は8月の日本グランプリもお世話になります。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年05月05日 | Permalink

PWC韓国 終了

PWC韓国は4本のタスクが成立し終了しました。優勝は4本とも安定した強さを見せた韓国のセイヤン、2位にデニス・コルテラ、3位にチェコのデビット。セイヤンはGinGlidersのテストパイロットでもあり、いつも冷静なフライトで飛ぶ理論派パイロットです。宮田が尊敬するパイロットでもあり、さすがです。


女子は水沼さんが2位に入賞!久しぶりの表彰台おめでとうございました。
日本勢は扇澤10位、宮田13位、大澤16位と9月に行われるスーパーファイナルへの出場権は何とかクリアーしました。しかし、結果は満足いくものではありません。
とにかくスピード!6月に行われる2009PWCフランスは、得意のアネシーです。やっと戻ったスピード感をフルに出し切り、結果にこだわります。
JPAチームを応援していただいた皆さんありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年05月02日 | Permalink

task2

快晴の朝です。空気は澄んでいて、かなり遠くまで見渡せます。テイクオフに着くころには良さそうな積雲がポツポツと形成され、抜群のコンディションが期待されます。
テイクオフ周辺を回った後、南の平野部へ出て行く、63kmのタスクが決まりました。南にある韓国空軍の演習空域を迂回しなくてはならず、空軍の許可が必要となります。日本だとありえないほど近くを戦闘機が飛んでいて、びっくりです。
さて、ウインドオープン後に風は徐々に強まり、10人目がテイクオフしたときには10m/sを越えかなり危険な状況に・・・。そして韓国パイロットがテイクオフ裏へ吹っ飛ばされ、パラシュート開傘しツリーランして、タスクキャンセルとなりました。
上空に入ってきた寒気が影響しているようですた。春のコンディションは油断が出来ないのは日本と同じです。残念・・。

早めの下山となったので、南の平野の調査を兼ねて30km行ったところにある小さなリッジエリアへ飛びに行くことに。夕方まで待ちましたが、やはり風は収まらず、飛ばず・・。
しかし、平野部の良い調査となりました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年04月27日 | Permalink

PWC韓国 TASK1

いよいよ大会スタートです。前線の通過により、昨日まで降り続いた雨も上がり、快晴の朝です。上空の雲では風は強そうですが、9:00から予定通りテイクオフへ移動です。10:00にテイクオフに着くと風は以外に弱く、ダミーも飛び始めています。雲底も時間と共に上がり始め、これは行けそうです!テイクオフのあるリッジを往復する44.5kmのレースが決まりました。

フライト前にはJPAチームブリーフィングです。ぶっつけ本番のフライトとなるため、無理をしないように安全面がメインとなりました。そんな中でも、若手は思い切って飛んで何かを掴んでほしいものです!


さて、レースは序盤からハイスピードで進みました。トップ集団を引っ張るのはスロベニアのバリック兄弟と扇沢さん、宮田も順調に追走します。変化があったのは南の端からのリターンです。向かい風となるこのレグは、低いところは谷風が強く、危険!やや遅れた宮田は早々に勝負に外れ、低くアタック!リスクがあるのは分かっているのですが、遅れを取り戻すには勝負に出続けるしか選択肢はありません。大きく立ちふさがる尾根の風下側(リーサイド)に低く飛び込みます。通常ローターとなっているはずが、谷底からのバレーウインド押し上げにうまく乗ってグチャグチャになりながらも何とかクリアー!
しかし、トップ集団を捉えることは出来ず、遅れたデニス、扇沢さんとぎりぎりの高度でゴール。20位前後と出遅れることとなりました。


この後、ゴール付近に北風と西風のコンバージェンスラインが形成され、遅れてきた選手はどんどん上がりながらゴール・・・。降ろせないほどの素晴らしいコンディションとなり、多くのゴール者となりました。
2009PWCの新ルールで、3本成立したらそのうち1本を削れるディスカード制がスタートしました。今日の成績は忘れて、明日から気持ちを入れ直し攻めます!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年04月26日 | Permalink

PWC韓国 プロローグ


2009年PWC第2戦韓国が開幕しました。今年からPWCのシステムは大きく変更となりました。アメリカ、アジア・オセアニア、ヨーロッパそれぞれの地区で合計5戦の大会が開催され、その上位者が9月にイタリアで行われるスーパーファイナル(決勝戦)に参加することとなります。
まずはこの韓国できっちり成績を残し(もちろん表彰台狙ってます!)、スーパーファイナルを目指します。日本からは19名のJPA選手団が参戦です。この中からPWCアジアチャンピオンを!、そしてスーパーファイナルへ日本チームとして参戦できるようにがんばってきます!
2002年に開催されたPWCでは扇沢2位、宮田7位と愛称の良いエリアです。ご期待ください。




投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2009年04月25日 | Permalink