スカイパーク宇都宮
スカイパーク宇都宮にてNOVAのSuperSimpleGlider「SuSi」(スージー)のTESTを行いました。
まずは講習バーンにて、水沼さんにライズアップチェックからスタート!
しっかりしたテンションとともにライズアップは進行し、パイロットをオーバーシュートすることはありません。本当にオートマチックな操作はまさにSimple!
サーマルコンディションになるに合わせ、谷田校長にフライトテストしていただきました。バンクを伴わないフラットな旋回特性に、初めはサーマルに合わせようと大変そうでしたが、慣れると勝手にサーマルの中で回っていきます。
サーマル内における、上級パイロットが求める小さい半径の旋回は難しいですが、練習課程内における旋回は少ないブレークコード操作でクルクル回り十分。体重移動も必要以上に入れすぎないほうが良いようです。
ファイナルターンがゲレンデの林間で行うスカイパークでは、初級機にターン後のロールダンピング特性が求められます。SuSiはターン後にロールの逆振りが起こらず、ファイナルターンに向けてのグライダー安定度は最高でした。
エリアの環境によって初級機に求められる特性はさまざまですが、ここスカイパークではぴったりですね。
サンライフ やくらいスキー場
宮城県サンライフさんを訪問です。
ホームエリア「オニコウベ」に集合でしたが、前線通過で西風の強風。仙台市との中間地点にある「やくらいスキー場」へ移動となりました。
背後に薬莱山が控えた、広大なスキー場で、緩斜面は初心者への講習に最適です!
スキー場トップから飛べば、サーマルブローを狙って飛べば、薬莱山トップアウトも可能とか!?トーイングスクールにも最高な環境です。
スキー場そばにはおしゃれな結婚式場やプール、道の駅もあり多くの観光客でにぎわっていました。こんな素晴らしいところがあるとは!
是非、トーイングによるパラグライダー体験をやってみたいところです。
NOVA「SuperSimple」EN-Aグライダー登場!
NOVAから「SuperSimple」EN-Aグライダー登場!その名も「SuSi」(スージィー)です。
昨今の性能を追い求める、グライダー開発競争が激化する中、NOVAデザイナーのハーネス・パペッシュは、初級機に対する開発コンセプトをパラグライダー本来の楽しみを見つ目直し、原点に戻るところから始めたそうです。10年間の構想期間をへて、最新のシュミレーションソフトを使用することでついに完成させることができました。
早速、秋晴れの素晴らしいコンディションのエアパークCooでリアルなテストをおこないました。
見た目の低いアスペクト通りの、簡単なライズアップ!深いブレークトラベルを使用しますが、軽快なハンドリング特性をもっています。
しかし外見と相反し、驚かされたのはそのグライディングパフォーマンスとサーマル上昇能力です。初めはランディング上空での余裕到達高度ばかり気にしてしまいましたが、どのコンディションで飛んでも、スクール生がストレスとなる低高度にはならず、滑空性能は初級機として全く問題ないレベルです。
むしろ、ランディング上空で発生した弱いサーマルをヒット!フラットな旋回特性を生かし、丁寧に旋回を続けると雲底まで達することができました。
是非、全国のインストラクターに評価していただきたい素晴らしい完成度です。これからパラグライダーを始める方のベストパートナーとなることでしょう。
本体価格は280000円(税込294000円)
八方尾根JapanCup2012
2012年JPAナショナルリーグ第5戦となる八方尾根JapanCupが成立しました。
最終日、秋晴れの素晴らしいコンディションの中、白馬エリアを最大限に使った63.5kmのレースが行われました。
「八方尾根エリア」からまずは「栂池エリア」、そして北の端「小谷エリア」へ。再び八方尾根を通過し、「五竜エリア」そして南端の「さの坂エリア」を折り返します。
素晴らしい北アルプスの山々を飛ぶことができるのも、周辺エリアのご協力のおかげです。本当にありがとうございます。各エリアへオジャマさせていただく我々選手も、感謝の心でいっぱいです。ありがとうございました。
さて、レースはBoomerangXに乗る扇澤、宮田がサーマル一つ分抜けリードする展開で進み、勝負はファイナルグライドまでもつれました。ファイナルグライドを絶妙なコース取りでカットした扇澤が、7秒差でトップゴールを決めました。
宮田は痛恨のGPS機器トラブルで判定はゴールならず・・・。やはり、バックアップGPSは必須です。レースを台無しにしてしまったことに、深く反省しています。
その後、立山TASK2で1000点を取った絶好調四国の稲見選手(BoomerangX)もゴール!おめでとうございました。予想以上に強かった1600m付近の逆転層に阻まれ、レースは難しい展開となってしまいました。
結局、この過酷なレースのゴール者は2名。3位は絶好調大和のシンちゃんこと植田真吾選手。表彰台をBoomerangXが独占する結果となりました。皆さんおめでとうございました。
2012年JPAナショナルリーグも残すところ四国三郎のみとなりました。リーグ優勝は誰の手に!?こちらも目が離せられませんね。