Italy Tour Day8
早朝にミラノLinate空港を出発して、ローマ経由の成田までのロングフライトに出発です。いつもツアーの帰りは、疲れてぐったりですが、今回の珍道中はとっても楽しく、参加者皆さん心地よい疲れでぐっすり寝られることでしょう。
お目当てだった、Dolomite山塊最高峰Malmoradaのトップアウトは達成できませんでしたが、毎日飛べた楽しいツアーでした。宮田「雨男」の異名もすこしは払拭できたと自認しております。
イタリアは素晴らしいフライト環境だけでなく、その土地の文化、歴史、料理、そして愛すべきイタリア人と過ごす時間。本当に楽しめることがたくさんあります。
今回のツアーでまたイタリアが大好きになってしまいました。またいつか訪れたいものです。参加者の皆さんお疲れ様でした。また行きましょう。Ciao!
Italy Tour Day7
前線通過後の北イタリア地方は上空が強い北西風予報となってしまいました。予定では高度差2000mのGruda湖を訪れるはずでしたが、予定変更。Dolomiteの山が北西風をブロックするMt.Dradaを訪問することになりました。
テイクオフはDolomiteらしい岩盤直下にあり、少し上げると巨大な岩山尾根を飛ぶことができます。谷には薄く逆転層が形成され、低くなったら渋そうですが岩盤沿いに飛んでいればずっとステイすることができました。
岩盤の上を飛ぶのが初めての方は、初め緊張していましたが、そのうち慣れてきたのか美しい景色を写真に撮ったり余裕が出てきたようです。ヤスエさんは隣の岩盤へアタック!さすがです。皆さん、ツアー最終フライトを素晴らしい景色で楽しむことができました。
夕食は長くお世話になったGrdenHotelで最後の晩餐でした。楽しかったフライトを思い出しながら、美味しい食事とお酒で締めくくりました。
旅を盛り上げてくれた、南浦夫妻、ガイドのDavide,Maxそして地元イタリア人に感謝です。
明日は日本への帰路につきます。
Italy Tour Day6
昨晩激しい雷雨をもたらした前線は通過し、やっと天気は回復傾向。今日はBassanoエリアを堪能する作戦となりました。
先週までDolomiteでクライミングレッスンを行っていた南浦夫妻も駆けつけてくれました。南浦夫妻は世界的に有名なクライマーですが、JPAツリーランレスキューの著者として知られています。これで何があっても安心ですね!?
雲が上がってくるのを待って、1300mのCimaGrappa山頂テイクオフからスタートです。広大な牧草地となっているテイクオフはプレシャーは全くありません。遠くへアドリア海が望め、先日訪れたベネチアがうっすら見えます。素晴らしい景色の中、フライト開始。
CimaGrappa山頂には、巨大な戦没者慰霊碑が立てられて、町のシンボルとなっています。その向こうには先日訪れた、Dolomite山塊を望むことができました。雲底は2000mとそれほど高くありませんでしたが、穏やかなサーマルでBassanoを楽しむことができました。
夕食は地元名産のキノコ料理にチャレンジ!高級食材ホワイトトリュフもいただきました。宮田のトリュフ人生最大の豪華な夕食となりました。素晴らしいフライト、素晴らしい料理、Bassanoを満喫した一日でした。
Italy Tour Day5
大気が不安定な今日は北イタリアで一番確率の高いBasaanoでフライトです。まずはエリア管理事務所にて「FlyCard」作成からスタートです。ヨーロッパ各国からパイロットが訪れるので、安全管理のためビジター管理制度がスタートしました。
通常、ヨーロッパのエリアは公共のテイクオフが多く、フライトの管理はパイロット自身が自己責任で行います。しかし、ここBassanoのように多くのビジターパイロットが飛び交うエリアではアクシデントが多発。今回の「FlyCardシステム」がスタートしたというわけです。日本では当たり前なことなのに・・・。ヨーロッパも事情が変わってきたようです。
さて、手続きが終了し、さっそくテイクオフへGo!しかし、不安定な大気は突然のにわか雨を降らし始めました。あわてて車へ避難・・・。近くのカフェでお茶をして、天候の回復を待ちます。
午後2時には再び、晴れ間が帰ってきたの合わせ、さっそくフライト開始です。ソアリングコンディションではありませんでしたが、気持ちよくフライトできました。
2本目に上がった後も、まさかの雨が!!今日は雨に追い回されたあわただしい一日でした。
今日の夕食も素晴らしい!!さすがイタリア、やっぱり食事は裏切りません。たっぷり鋭気を養いました。
明日から天候は回復傾向です。後半戦がんばるぞ!