安比チャレンジリーグ2日目

7月1日(日)
朝起きると晴れ。やったー!と思ったら予想外に北風が強く吹いています。周辺の風は弱く、どうやら安比だけが強いようです。絶好のコンディションに後押しされ、とりあえずテイクオフに集合しウェイティングとなりました。テイクオフはやや強めの北西風が吹いています。
ダミーパイロットの様子を見ても、ガンガン上がる一方、テイクオフ前はサイド風の巻き込みで荒れている様子が分かります。前森山を離れて、岩手山方向へ向かってもらうと、出ました!コンバージェンスライン!北西風と南東風がぶつかっていてガンガン上がっていきます。テイクオフできれば、絶好のコンディションが分かるのですが、ここはぐっと我慢のウェイティングが続きます。
12時をすぎ、風向きはやや北風に変わりタイミングがでてきました。さらに地元ダミーパイロットに飛んでいただき、様子を見ます。テイクオフ前も順調に上昇していきます。いよいよ出来そうかと思ったところで、北風の風速は急に強くなりダミーもステイできなくなってしまいました。その後ウェイティングは続きましたが、状況は変わらず今日のタスクはキャンセルとなりました。
結局初日の成績が総合成績となり、総合1位は井沢選手。C1クラス1位は中西選手。C2クラス1位は中村選手。C3クラス1位は山本選手。女子1位は平間選手でした。皆さんおめでとうございます。宮城の特一級米と山形の高級さくらんぼと商品も超豪華!

初日こそショートタスクでしたが、広大なロケーションに選手の皆さんには満足いただけたことでしょう。でもやっぱり、安比エリアのポテンシャルを引き出せるビックタスクをやりたい!!次期はやっぱりこの季節でしょう(大会後日は毎日2000mオーバーのビックデイが続いたそうです・・・)来年も皆さん是非、安比で集まりましょう!岩手山ゴールがあなたを待ってるぞ!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年07月01日 | Permalink

安比チャレンジリーグ

岩手県北部、奥羽山脈の最北端に位置する安比高原エリアで、昨年に引き続き2007年チェレンジリーグ第2戦が開催されました。西、東日本が梅雨本番となるこの時期、梅雨前線の北側となり好天が続く東北地方の安比高原では、2000mを超える穏やかなサーマルでのビックフライトが期待されます。運悪く、昨年は強烈な寒気を持った低気圧の接近により台風のような暴風雨となってしまいフライトすらできませんでしたが、昨年のリベンジ!と55人の選手が集結しました。
安比高原エリアはスキー場で有名な1300mの単独峰(前森山)にあります。西には八幡平高原が広がり、西風をブロックし、また局地風の盛岡盆地からの南風、東は八戸方向からの東風によりコンバージェンスラインが形成される。まさに風の交差点に位置しています。北よりの風でコンバージェンスラインが形成されると、約15km南にある岩手山まで簡単に飛んでいくことができます。岩手山麓まではサーマル源となる牧草地が続いており、またランディングも可能となっています。チャレジリーグ開催エリアの中で、10km以上のファイナルグライドがリスク無くできる唯一のエリアといえるでしょう。果たして今年こそビックタスク成立するのでしょうか!選手、スタッフ共に気合十分です。

6月30日(土)
今回も大会本部は、七時雨パラグライダースクールの立花校長がオーナーでもある安比七時雨山荘です。参加選手には格安宿泊を用意していただき、また関東から参加し早朝到着した選手のために、仮眠までできるイキな計らいで好評でした。
さて、初日の天気は、梅雨前線にかかる低気圧の通過により、岩手県は曇り予報で北風も強そう。しかし、予定どおり受付後は、安比高原スキー場へ集合。早朝まで降り続いた雨のため、雲底は低く山頂が見えまでしたが、周辺は晴れているとの情報のため、雲底が上がるまで、ゆっくりと開会式とブリーフィングをスキーセンターにて行いました。

正午以降、天気はやはり急激に回復し、青空が広がってきました。早速テイクオフへ移動となりました。テイクオフまではゴンドラで約15分!さすがスキー場、あっという間に移動完了。テイクオフレベルの雲底も次第にクリアーとなってきました。冬場広大な駐車場となるランディングにも、十分な日射がありサーマル活動も期待されます。タスクミッティはランディングからスキー場中腹のアンテナへ戻り、東へ流した牧場ゴールの7.1kmエラップスタイムを決定!一見簡単そうですが、周期的発生するランディングでのサーマルを引っ掛けないとゴールできません。一癖ある難しいタスクです。

ウインドオープンと共に選手は次々とテイクオフしていきます。最初のグループはサーマル発生周期が悪く、かなり厳しそう・・。そんな中、低いところから最初に上げ始めたのはスカイパーク宇都宮の谷田選手!弱いサーマルを見事に捕らえてアンテナへ流していきます。それを見たテイクオフ選手も俄然ヒートアップ!次々テイクオフし、かぶさるようにガーグルを形成していきます。
コンディションの好転に、このままみんなゴールか?と思いきや、湿っているためかサーマルはすぐに雲となり日射をさえぎってしまいました。上げきった選手が次々とゴールへファイナルグライドしていくのを見ながら、後半テイクオフの選手はさわやかにランディングへ・・・。運も実力です!良いタイミングで飛んだ11名の選手が見事ゴールメイク!最速は中村雅彦選手でなんと6分17秒でした。C3クラスも山本選手が唯一ゴールを決め、そして、一番がんばった谷田選手は勝負を焦り、痛恨の1kmショート・・。そんなドラマもありました。

夜のパーティは恒例のバーベキューパーティで盛り上がりました。明日の天気予報は北風弱く、晴れ予報!ついに岩手山ゴールか!?予想される絶好のコンディションに選手のモチベーションもバーベキュー火もガンガン燃えてパーティ会場は大盛況(煙で真っ白!?)。美味しいお酒に選手、スタッフ間の親睦も深まったようです。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年06月29日 | Permalink

七時雨パラグライダースクール

明日からの安比チャレンジリーグの準備で、七時雨パラグライダースクールです。生憎の雨ですが、全然OK!!なぜなら大会前日の天気が悪い場合、本番は好天に恵まれることが多いからです。(宮田経験から)心置きなく準備が出来ました。
校長の立花さんが経営する安比山荘に大会本部が設置されて、選手の皆さんは宿泊から受付、開会式まで、すべてが同じところで行えて楽チン。秋田大学のバイバイ君も手伝いに来てくれて助かりました。

明日から天気の好転を期待します。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年06月29日 | Permalink

トントンとんび

山形県白鷹エリアのトントンとんびさんの平日木曜会に訪問させていただきました。木曜会とは平日メンバーでゆっくりパラグライダーを楽しむ皆さんのクラブです。若造の宮田には、人生の大先輩方々とご一緒させていただき、勉強させていただいております。植木校長引率の元、国内外のツアーなど積極的に活動されていて、秋田は寒風山、岩手の安比、栃木の宇都宮、はるばる茨城はCooまでも来ていただきました。宮田も時々参加させていただいております。ツアーは本当に楽しいですよね!
さて、今日は梅雨の切れ間、久しぶりの青空です。恒例の木曜会メンバーはもちろん集合!「木曜会が来ると晴れる!」未だジンクスは健在のようです。今回Cooのスクールの山崎さんと三澤さんもご一緒させていただき、白鷹の空を満喫していただきました。

夕方には木曜会メンバーでもある阿部さんが経営されているさくらんぼ園におじゃまさせていただきました。

宮田はさくらんぼ狩り初めてで、とにかく感動!美味しーーい!!

高級果実をこんなに食べて良いのだろうか?と思いながらも100個は食べました。収穫のピークとなっていて、阿部さんも忙しそう・・。

COOにまで送っていただき、本当にありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年06月28日 | Permalink

新治こまち NASA

茨城県の新治こまちさんを訪問させていただきました。やや強めの東風でありましたが、そんなときはK1テイクオフから順調にフライト開始。絶好調の梶原さん先頭に次々テイクオフ。曇りながらも気温減率が良いのでしょうサーマルも活発です。
こまちの皆さん、ランディング後は必ずライズアップ練習!とても練習熱心です。テイクオフでの頭上安定や、取りやめの判断は徹底していてとても勉強になります。そんな練手中の絶好調梶原さんのヘルメットに何か張り付いています!?ちょっとカワイイので今日のネタにさせていただきます。そしてブラックバードスポーツハーネスもお似合いでした。

午後にはNASAさんからの試乗以来に急行しました。八郷盆地内は東よりの風にコンディションは好転。良いサーマルコンディションとなっていました。REBEL(M)を試乗いただいた山田さんはガンガンソアリング!REBELの乗りやすさを実感していただきました。
スピード、ハンドリングはもちろんトータルバランスの良さからくるパイロットへの安心感が乗りやすさへとなっているようです。懐かしい顔ぶれにもお会いできて、ちょっとうれしいNASAでした。またお伺いしますので、よろしくお願いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年06月27日 | Permalink