スカイエンジェル

千葉県房総半島の最南端に位置する白浜エリア、スカイエンジェルさんを訪問させていただきました。先月はCooのツアーでは大変お世話になりました。ランディングになる根本海岸ですが、海水浴客はほとんどいません。夏も、「もう終わりだなあ」と、シミジミ実感してしまいましたが、空はまだまだ熱い日が続いていました!
房総半島沖の海流温度にもよるのでしょうが湿った海風により、雲底は低くなりテイクオフは雲の中となってしまいました。僅か100m上空は快晴なのに・・・。
午前中は砂浜で体験のお手伝いです。
安定した海風の中で、トーイングを行います。海風特有のなかでの体験会は勉強になります。
昼食は砂浜で、みんなでピクニックです。日差しを避けるテントは何とハンググライダー!とても絵になります。
そして、ゆっくり昼休みしていると、テイクオフにかかっていた雲はドンドンあがってきたではありませんか。早速フライト開始です!
やや強めの風でしたが、仲田さんがタンデム機でダミーフライト開始。続いて、宮田もブーメラン5でフライトさせていただきました。テイクオフから50mも上がると、そこはもう雲底です。風が収束しているところをうまく飛ぶと、何と!雲の上に出ることができたのです。

噂には聞いていましたが、まさか本当にできるとは・・・!?雲の上にでた瞬間、気分はもう「風の谷のナウシカ」です。自分影が雲に映り、ブロッケン現象を見ることできます。

海抜高度は300mほどなのですが、ずいぶん高い所を飛んでいる錯覚に陥るようです。不思議な感覚と、貴重なフライトを体験することができました。一年でも数日しかならないコンディションのようで本当にラッキーでした。ありがとうございました。



投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年09月08日 | Permalink

2007PWCTurkey

2007PWC第3戦目となるトルコに向けて出発となりました。ここKayseriは2004年にもワールドカップが開催されています。宮田も参戦していて総合6位でした。


この時期は安定した高気圧に覆われて、乾期となります。雨が降る気配など全く感じられないほど、バリバリに乾燥していて埃っぽくまるで砂漠です。平野部を飛ぶことがほとんどです。平野部特有のトリッキーなサーマルに、レースに波乱が生じることはよくあること。

宮田得意のステージにじっくり攻めて表彰台を狙います。
ご期待ください。

大会日程は8月26日(日)から9月1日(土)までです。
詳しいレポートはワールドカップ日記からご覧ください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年08月21日 | Permalink

新治こまち

箕輪さんハーネス、K原さんハーネスをセッティングすべく、新治こまちさんを訪問させていただきました。クラブハウスのシュミレーターで再度調節を行い、いざテイクオフへ。東風のためテイクオフはK1から、箕輪さんのブーメランスポーツチェックのため一緒に飛ばせていただきました。
大きく発達した積雲により、テイクオフ周辺はオーバーキャストしてしまい下層の対流は弱く、なかなか上がりませんでしたが、雲底まで上げてしまえば、筑波山まで続く積雲がポツポツと列を成しているのが見えました。無線にて筑波山リターンの許可を得ていざ出発!行きは南東風のフォローで、スタックすることなく順当に進めましたが、帰りは大変です。

宮田は雲の下をジグザグに風上に進み何とかK1まで帰ってきましたが、遅いタイミングになった箕輪さんは海風の侵入により、もう少しで西尾根が越せず・・。残念。上昇はとても良いので、慣れてきたら少し重りを持っても良さそうですね。
また一緒に飛んでください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年08月20日 | Permalink

X-zone白根

8月に入って飛べなかった日は1日だけ、飛べるとバンバンコンディションと凄まじいフライト確率が続いています。この調子で行くぞー!ってなわけで山梨甲府盆地のX-zone白根さんに訪問しました。
今回は恒例の第2回プチGIN トレーニングの講師として参上しました。プチGINチームとはZuluご愛用の女性チームのこと。チームリーダーのレイさんを中心に、将来はワールドカップを目指す!と壮大な計画で結成されております。宮田は講師としてオジャマさせていただいております。最近ではプチGINチームに負けじと、おじ様方もご一緒しております。もちろん何方でもウェルカムですよ。

さて前回は、グループソアリングによるガグリングの練習をしました。ガグリングの優位性を見出そう!でしたが視野は広くもてましたか?今回のお題は、積極的なウェイトシフトを使った小さい旋回練習でした。下半身の座板を使ったウェイトシフト!大事ですよ!

渋いながらも甘利山近くまで上がるサーマルも発生。前回のガグリングをうまく使えばサーマルは見えてくるはず。田中さんサーマルにはずいぶん助けられました。田中さんありがとうございました。

すぐに毎回の課題はすぐに身につくことは難しいです。普段のフライトからすこしずつトライしてみてください。さて、次回は何をしようかなあ!?現在考え中です。お楽しみに。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年08月18日 | Permalink

栂池パラグライダースクール

お盆休みも終盤を迎え、スクールの忙しさもひと段落したところでしょうか。長野白馬の栂池エリアも最高の夏だったようです。もちろん毎日飛べて、3000m近く上昇し、裏の稜線上を飛んだパイロットもいるとか・・・。

昨日に続き今日も北風です。白馬山麓エリアでは通常裏風となる北風で飛べることは少ないそうです。しかし、ここ栂池エリアは奥まっている栂池高原にあるためか、北風をブロックし安定したフライトができるのです。上空の雲は北西から速く流れてきているのですが、下層は北東風が吹いているのです。不思議です。

テイクオフ後、如何に北側のゴンドラ尾根を越すことができるかが、トップアウトするための条件となります。リーサイドの南面を良いタイミングでクリアーできるか!中途半端な距離とタイミングであればローターにたたかれてしまいます。「リーサイド」甘く、甘美な響きですが、理解を間違うとただのローターです。ご注意を!!
午後になって、その北風が収まってきました。スーパーダミーの平井さんのおかげで、宮田はリーサイドをパス!高い高さで馬の背尾根上に出ることができ、良いサーマルをゲット!1800mの雲底まで上がることができました。平井さんのおかげです。ありがとうございました。
9月にはCooスクール生と大挙してお伺いします。よろしくお願いします。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2007年08月17日 | Permalink