PWCスーパーファイナル TASK3

昨日気圧の谷通過後、空気は完全に入れ替わったようです。テイクオフに着くと寒く、遠くまで見渡せます。

発表されたタスクは110km!5個のターンポイントを使った、5角形に大きく回る面白いタスクです。今日も局地風を読み、風のぶつかりを探しながら最善のコースを見つけたものが勝つ感じです。



宮田、大澤、小林はセカンド集団で進み、スタートで遅れた、廣川、扇澤は単独で最短コースをアタックします。



強い向かい風のレグも何とかこなし、いつもの最終パイロンでドラマが・・。小林、大澤はコンバージェンス狙いで低くファイナルグライドに入りますが、最終パイロン付近は強い吹きおろしになっていて、無念のランディング。宮田、扇澤もぎりぎりの高度でクリアーしましたが、先頭集団から20分遅れでゴール。

廣川選手は全くの単独でしたが、今日もゴールを決めました。



ゴールした宮田でしたが、スタートシリンダーが20m入っておらず、痛恨のミスを犯してしまいました。今日はディスカードです。気持ちを入れ直し攻めます。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2012年01月27日 | Permalink

PWCスーパーファイナル TASK2

上空に気圧の谷による高層雲が張り出しているものの、青空もあり今日もよさそうです。テイクオフでの空気も少しヒンヤリとして、北風の流入を感じます。




ここBravoは北風の時は、テイクオフ周辺がリーサイドとなりとても荒れます。タスクはエリア周辺のリッジを往復し、南西平野のターンポイントを取り東へ。そしてBravoゴールのトライアングルタスク106km!これは難しそうです。



スタート前はやっぱり・・・。雲のできないブルーサーマルなので上空待機が難しく、狭い荒れたサーマルに120機がひしめきます。



今日の宮田はフルアタックの攻撃的なフライトに専念。集団を先に抜け、低くても最短コースを目指します。
明暗を分けたのは平野部にでる際、宮田集団はまっすぐ。大きな集団はテイクオフ横まで戻り高くグライドで勝負!宮田組は強いサーマルをヒットできず、ペースが上がりません。



東の3rdターンポイントでトップグループをキャッチしますが、その高度差は埋まらず、8分遅れでゴール。

結果は30位ぐらいでしたが、納得の攻めができた感じです。毎日の3000m越えにも体が慣れてきました。このエリアでのスタイルも確立してきました。これからもフルアタックで攻めます。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2012年01月26日 | Permalink

PWCスーパーファイナル TASK1

いよいよ大会初日です。エリア周辺を東西に往復する71kmのオーソドックスなタスクが決まりました。


西の平野部にあるターンポイントは山と平野の2手にコースが分かれ、北東部のターンポイントも真直ぐか、山を迂回するかのオプションとなります。



スタート前のサーマルトップは3700m!ワールドカップらしく120機が一斉にスタートを切ります。前半からハイスピードでレースは展開しました。エリア特有のコンバージェンスラインに乗っていかに回さずに飛ぶかがカギとなります。



コンバージェンスラインは少しずれると強烈な下降気流帯を生み出します。宮田は序盤に見事にはまってしまい大スタック・・・。

いきなり最後尾となりましたが、慌てずショートカットでチャンスを待ちます。後半の平野部はコンディションが渋く先頭集団はスタックしているのが遠くに見えます。廣川さんのお助けサーマルにも助けられ、宮田何とかセカンド集団まで追いつきゴール。

トップ2時間30分とトライアングルタスクとしてはかなりハイスピードだったことがわかります。90名と大量ゴールで順位は60位と振るいませんでしたが、782点と失敗したわりにまずまずの滑り出しです。

長期戦のため体力勝負となりそうです。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2012年01月25日 | Permalink

PWCスーパーファイナル TASK1

いよいよ大会初日です。エリア周辺を東西に往復する71kmのオーソドックスなタスクが決まりました。



西の平野部にあるターンポイントは山と平野の2手にコースが分かれ、北東部のターンポイントも真直ぐか、山を迂回するかのオプションとなります。



スタート前のサーマルトップは3700m!ワールドカップらしく120機が一斉にスタートを切ります。前半からハイスピードでレースは展開しました。エリア特有のコンバージェンスラインに乗っていかに回さずに飛ぶかがカギとなります。



コンバージェンスラインは少しずれると強烈な下降気流帯を生み出します。宮田は序盤に見事にはまってしまい大スタック・・・。

いきなり最後尾となりましたが、慌てずショートカットでチャンスを待ちます。後半の平野部はコンディションが渋く先頭集団はスタックしているのが遠くに見えます。廣川さんのお助けサーマルにも助けられ、宮田何とかセカンド集団まで追いつきゴール。




トップ2時間30分とトライアングルタスクとしてはかなりハイスピードだったことがわかります。90名と大量ゴールで順位は60位と振るいませんでしたが、782点と失敗したわりにまずまずの滑り出しです。

長期戦のため体力勝負となりそうです。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2012年01月25日 | Permalink

PWCスーパーファイナル プロローグ

2011年ワールドカップシリーズの決勝戦となる、スーパーファイナルが2012年に年を越してメキシコの「Vall de Bravo」で開催されます。

日本からは扇澤、宮田(アエロタクト)、大澤(BirdsPGS)、廣川(浜名湖PGS)が遠征に臨みます。
「世界で一番強い選手を、世界でBESTコンディションのエリアで決める!」パイロット自身が運営に携わるワールドカップの精神により、このような素晴らしいイベントが開催されるのです。

Bravoは2008年に世界選手権を行ったこともあり、町もパラグライダーを前面にサポート、主催者も手馴れている様子です。

海抜高度が1800mもあり、テイクオフは2200mです。さすがに、酸素が薄いことが感じられます。この時期乾季となるため、毎日同じ天気で雨が降る心配はありません。サーマルトップは3000~4000mが普通。良い時は5000mを超えることもあるそうです。

台地と低い丘陵地帯が続き、様々な場所にコンバージェンスラインが形成され如何に良いラインを飛ぶかが、勝敗を分けることとなりそうです。テクニカルステージであり、12日間の長丁場のため、ワンミスが命取りとなりそうです。

今回デビュー戦となるBoomerangXで参戦です。ご期待ください。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2012年01月24日 | Permalink