伊吹山ブルースカイPGS

滋賀県伊吹山ブルースカイを訪問です。高気圧に覆われていますが、なんだか霞がかって遠くが見えません。

これはもしや中国から流れてくるPM2.5!?でもパラフライヤーはそんなこと全然気にしていません!平日にもかかわらず多くのパイロットで賑わいました。

清水校長にはNOVA初級機「SuSi」をテストしていただきました。伊吹山のように斜面へのランディングするには最適。ブレークコードの引きしろで自在に滑空比の調節が可能です。これは簡単!

GinGlidersEN-B「カレラ」試乗していただいたI田さんはその性能にびっくり、「これはEN-Bと思って乗ったんではだめだね。」とコメントをいただきました。

確かにカレラはEN-Bの認証を得ています。しかし、あくまで静大気ないでのマニューバテストの結果です。サーマルコンディション中ではその高いアスペクトから、ヨーイングを起こします。荒れた気流では常にブレークコードを少し引いたニュートラルポジションでの飛行が必要です。

特にテイクオフにおいて強いサーマルブローの合間を縫って出ていく場合、しっかりグライダーを安定させて離陸していくことが必要になります。これは上級機では当たり前のことですが、改めてカレラパイロットの皆さんご注意ですよ!


夕方には、北風の進入により霞が取れクリアーに!ご褒美のアーベントコンディションで伊吹山をトップアウトさせていただきました。ありがとうございました。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年04月16日 | Permalink

2014CooSpringCupに「Atlas」で参戦

XCコンディション真っ盛りの茨城県エアパークCooで開催された「CooSpringCup」にGinGlidersEN-B「Atlas」で参戦です。

初日、予想以上に強かった北風でしたが、何とか29kmゴール。2日目は経験したことのないような素晴らしいコンディションの中、82kmのXCタスクをごーる!

場所によっては、春の強いコンディションでしたが、さすがEN-Bグライダーは安心してXCフライトを楽しむことができました。風下へ飛んでいく筑波XCフライトは、急ぎすぎても失敗します。のんびり「Atlas」でのXCフライトはベストチョイスのようです。


詳しい大会のレポートはこちらからご覧ください。
http://jpa-pg.jp/10compe/compe_report/entry-3873.html


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年04月13日 | Permalink

EN-BでXC記録に挑戦!

移動性高気圧は中心が関東平野を通過。典型的な関東平野のXCビックデイが訪れました。今回はEN-BグライダーでのんびりとエリアXC記録を狙います。

Gingliders「Atlas」を扇澤さん、NOVA「Mentor3」を宮田が!スカイパーク宇都宮の水沼さんはIcepeak7で力強いパートナーとしてご一緒していただきました。



エアパークCooのある筑波山系は朝から良好な積雲がポコポコと形成され、絶好のコンディショが期待されます。予報では南風が宮城県まで吹き抜けることに!これは期待できます。

11時の出発時は筑波エリア周辺周辺の東風は強めでしたが、難関の高峰を越えると、順調に南風が吹き始めます。1800mの雲底から北へのトランジット対地スピードは約50km/h。これはちょうど良い感じです。

烏山周辺からは、那珂川に沿って吹き込む東風と本流南風のコンバージェンスラインが南北に形成されました。雲はまっすぐ白河方向へ続いています。あとは確実に雲に沿って飛べば良いだけ!


3人でグループフライトをすると、誰かがよいサーマルにヒットします。力を合わせ順調にコマを進めます。そして難関となる福島県白河市へ到達しました。

ここで雲は白河市を回るように2手に分かれます。上空の西風と福島空港を気にした宮田は、迷わず西側コースを選び扇澤さん、水沼さんを牽引。しかし、これが大失敗・・・。予想外に地表は南東風が強く、あっという間に上昇風帯から押し出されてしまいました。

宮田は白河市西側にあえなくランディング(105km)。少し高かった2人はさらにコマを進め郡山市まで距離を伸ばしました。扇澤さんは125km。水沼さんは120km(日本国内女子記録)。



EN-BグライダーでのXCフライトはリラックスできて本当に楽しい!コンディションさえ重なれば100km越えも可能です。夢が広がりますね。


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年04月02日 | Permalink

Gin EN-B 「Carerra」 XC Flight in AirparkCoo

春の素晴らしいコンディションの中、XCフライトシーズンも最盛期となっています。関東平野屈指のXCフライトエリア「AirparkCoo」において、GinGliders EN-B 「Carerra」でXCフライトに出発です!

4月1日筑波山系は高気圧に覆われ絶好のコンディション。エリア周辺はサーマルトップ2000m!!上空は北風、下層は東風。午後には南東風と高度、時間によって変化する風向きを駆使すれば面白いコースが飛べそうです。


XCフライトは、その日のコンディショを最大限に利用したフライトをすることが醍醐味ですが、さて狙い通りに行きますか!?

まずは、加波山上空で2000mまでしっかり上げますが、やはり上空は北風。コースを東に変え、笠間、友部町を目指します。

最初の目的地、友部採石場で上げきってさらに東を目指します。岩間町上空では、下層の海風コンバージェンスに遭遇!今度は風に逆らわず、筑波山方向へ戻ります。

八郷盆地に入ったところで、下層は南東風。コンバージェンスに乗って至福のグライディング。楽々Cooまで帰ってくることができました。CarerraでのXCは本当に楽しい!





春のXCコンディションはまだまだ続きますが、皆さん安全に楽しんでください。特にランディングは要注意ですよ!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年04月01日 | Permalink

CooEXセミナーXC実践編

茨城県AirparkCooでCooエキスパートコース「XCフライト実践編」をサポートです。

前線通過後8日は風が強くフライトはお預け、明日に備えて、しっかりシュミレーションを行いました。XCフライトは段取り8割!1割は天気!そして技術は1割!のはず?

9日は午前中雲の多い空模様でしたが、上空の寒気の影響でサーマル活動も活発。午後には青空が広がりサーマルトップは1600m!絶好のコンディションとなりました。


いつもの切り込み隊長正木選手が、まずは高峰エリアへ。情報を後続組へ連絡してくれます。どうやら燕山で1500m離脱すればとどきそうです。参加者も燕山で上げ切り、次々とトランジット開始です。

宮田は最終組を牽引すべく、エリアに留まります。14:00を過ぎ海風が侵入し、穏やかなアーベントコンディションとなってしまい、今日のXCフライトはいよいよ終了。しかし、よい時間帯に移動できた受講生は11名の方が、見事平沢ゴールを達成されました。

念願の初ゴールを決めた丸山さん、おめでとうございます。



切り込み隊長正木選手と伊藤選手は高峰エリアから見事リターンに成功!流石です。CooXCカップもこの調子で優勝狙ってください。

弘前大学フリーウェイブのツアーも大成功!また来てください。

次回CooEXセミナー第2回XC編は4月5,6日です。次回もがんばろー!


投稿者名 宮田 歩 投稿日時 2014年03月09日 | Permalink